関東大学サッカー1部リーグ第4節(味の素フィールド西が丘) 駒澤大学0-2明治大学 (得点):〔明〕=藤本(45+1分)、藤本(73分)※公式記録はこちらから

果敢にチャンスメイクする板倉
JR東日本カップ2014第88回関東大学サッカーリーグ1部・第4節は20日、味の素フィールド西が丘で駒澤大vs明治大が行われた。第3節終了時点で2敗1分と今節こそ勝ちが欲しい駒大は立ち上がりから持ち味を発揮。しかし、得点のチャンスをものにできずにいると前半終了間際に失点。さらに迎えた後半、わずかな隙を突かれ0-2と引き離される。その後はしっかりと明大が試合をコントロールし、駒大の追撃及ばず試合終了。今季初勝利が、まだ遠く感じる敗戦となった。
FW小牟田洋佑(4年=前橋育英高)とDF川岸祐輔(4年=前橋育英高)の主軸を負傷により欠いて臨んだ今節。開始早々、巧さを存分に発揮したパスワークから最初のシュートを明大に放たれたものの、前半は二列目のMF板倉直紀(4年=千葉U-18)を中心に駒大が攻勢を強め試合が進む。17分のフリーキックでは板倉が相手DFの隙間を狙い、ゴール前の選手が触れば1点というボールを上げる。続く21分には、同じく板倉の得意のドリブル突破からフリーキックを獲得。高さがストロングポイントである駒大に得点機をもたらす。そして最大のチャンスは39分、右サイドからファーサイドを狙った板倉のフリーキックがMF立石忠之(3年=海星高)に渡り、体でゴールに押し込もうとするも惜しくも得点には及ばなかった。
勢いづいた駒大は先制点を奪いたいところだったが、先に試合を動かしたのは明大の方だった。前半終了間際、バイタルエリアでテンポの速いパス交換からMF差波優人(3年=青森山田高)がリズムを変えるダイレクトパスでサイドに空いた裏のスペースを突く。そこに走り込んだDF高橋諒(3年=国見高)がグラウンダーで折り返し。そのボールをFW藤本佳希(3年=済美高)が反応。一番失点してはいけない時間に先制点を許し、1点ビハインドで前半を折り返す。
後半は試合の主導権は完全に明大。ボールを素早く動かすことで空いたスペースを使い、スピードのある攻撃を展開され駒大は劣勢に立つ。しかし、DF平尾優頼(4年=市立船橋高)を中心に粘りのあるディフエンスでゴールを割らせず、逆に駒大が徐々に攻撃の機会を増やしていく。だが73分、駒大が前がかりになったところから攻め込まれると最後は再び藤本に追加点を奪われて0-2で試合終了。1部で戦うことの厳しさを痛感するスコアで今季3敗目を喫した。
第4節終了までの試合を振り返ってみると、やはり得点に絡む部分に「差」を感じることが多い。内容は悲観するような試合ばかりではないが、「決定力やゴール前の粘り強さが足りなかった」と多くの選手たちは試合後に話す。この「差」はなかなか埋めることはできない部分のため、思うような結果を出せる日は遠いかもしれない。しかし、秋田浩一監督が「(今節は)以前よりは良くなったと思う」と話すように毎試合、確実に前進している。
以下、試合後の駒澤大監督・各選手コメント
◆秋田浩一監督
「(試合について)良く頑張ったと思う。ほとんど試合出てない選手たちが何人も出たので、言い訳なるが、怪我人が続出してしまった中では良くできた。ただ、そういった中でも負けは負けなので、悔しいと思う。(相手に対して苦手意識は)全然ない。ただ、(今の代の自分たちは)プレスが弱いところを頑張れるところなど、そういった兆候は見られたので、以前よりは良くなったと思う。(次節への意気込み)勝てるように頑張りますしかない」
◆平尾優頼主将(4年=市立船橋高)
「(今日は)チャンスもあった中で決めきれなかったので、決定力不足という点と、前半終了間際の1番失点してはいけない時間に失点しまうというディフェンス力の無さが出てしまった。(後半押し込まれっぱなしだった)前半終了間際の失点が相手を勢いづけてしまった。やっぱり自分たちがあそこで攻めなかったというところが今日の敗因かなと思う。(この悪い流れを断ち切るには)みんなが同じ方向を向くためにも、自分が声掛けなど、プレーで示していきたい」
◆積田景介(3年=市立船橋高)
「(完封試合だったが)。前にはじき返すことと、粘り強く試合するっていうことを徹底することができた(得点シーン)僕も含めて、平尾とか小牟田とか背が高い人がいっぱいいて、セットプレーはチャンスだったので、そこで決めることが出来て良かった(法政大の攻撃陣も強力だったが)総理大臣杯のときもやったが、相手が速いのはわかっていたので、最後まで粘り強く守備することを意識してやった(次節に向けて)無失点で勝ちたい」
◆児玉卓也(2年=大津高)
「(今日の出来)あまり自分の中ではやれたとは言えない出来だった。持ち味のキックでサイドに散らそうとしたが上手くいかず、守備に回る時間を多く作ってしまった。 (初先発だが)、同じく先発だった大谷とも話したがこのチャンスをものにしてチームのためにも勝ちたかった。(今シーズンの目標)守備もしっかりしてシュートを打ってゴールを奪いたい。ハードワークできるように頑張りたい」
◆大谷真史(2年=広島ユース)
「(今季初の先発出場で求められていたのは)小牟田さんが怪我をして、FWがいないなかで、しっかりと競り合うようにと言われていた。 (今日のプレーは)自分がもっと貪欲にゴールを決めていれば結果は変わってきたと思うし、結果を残す部分では足りなかった。 (次節は)チームのために自分が出来ることを一日一日考えて、練習の一つ一つからしっかりと取り組んでいきたい」
提供:駒大スポーツ
(文・駒大スポーツ 向江凌理)
(写真 同 高尾葉菜)
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