12月19日、アパマンショップPresents平成27年度第64回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)決勝が浦和駒場スタジアムで行われ、阪南大学と関西学院大学が対戦した。
30年ぶりの関西勢対決となった今大会の決勝。試合は昨年度準優勝の関西学院大が、累積警告のため不在のエース、呉屋大翔(ガンバ大阪加入内定)の穴を感じさせない攻撃力を発揮する。
14分、FW出岡大輝が先制点を奪うと、28分には左CKから最後は再び出岡が決めてリードを広げる。37分にはまたしてもCKのチャンスに今度はファーサイドからDF米原祐が合わせて3-0。直後の41分には、細かいパスワークから最後は出岡のシュートが決まって4-0。出岡は前半だけでハットトリックを達成した。
大量リードを奪った関西学院大は、後半に入っても落ち着いた試合運びを見せる。スコアは動かなかったものの、4-0で勝利した関西学院大が初優勝に輝き、今シーズンの関西学生選手権、総理大臣杯、関西学生リーグ優勝と合わせて大学全タイトル制覇を成し遂げた。
【スコア】
阪南大 0-4 関西学院大
【得点者】
14分 0-1 出岡大輝(関西学院大)
28分 0-2 出岡大輝(関西学院大)
37分 0-3 米原祐(関西学院大)
41分 0-4 出岡大輝(関西学院大)