2015.10.05

同志社大、金が後期初得点を決めるも神戸大とドロー/関西学生2部Aリーグ

文・写真=西村健汰(同志社スポーツアトム) 

 2位との勝ち点差を6に広げて迎えたこの試合。優勝へ近づくためにも、さらに勝ち点を積み重ねたいところだった。同志社大学は19分にFW金潤求が得たPKを自ら決めて先制。直後の24分には、神戸大学のCKから失点を許す。後半も勝ち越しを狙って攻勢を強めようと試みたが、なかなか前線までボールがつながらず。結局、後半は神戸大ゴールをこじ開けることができなかった。

 寄せが早く守備の意識が高い相手に対し、最後まで2点目を奪うことができなかった。この試合、最初に決定機を迎えたのは同志社大。5分に相手のミスからボールを奪った金がGKをかわしてシュートを打つも枠の外へ。そして、19分、DF杉本真太郎の自陣からのロングフィードは抜け出した金の元へ。ペナルティーエリア内で相手DFに囲まれながらもシュートまで持ち込もうとするが、倒されてファールの判定。このPKを自ら落ち着いて沈め、同志社大が先制する。しかし、24分、神戸大の左CKから同点弾を献上してしまう。前節と同じく、セットプレーからの失点だ。その後、勝ち越し点を奪うべく両サイドからチャンスメークするも、なかなか中で合わせることはできず。前半のうちに再び得点することはできなかった。

 エンドが替わった後半、攻撃のギアをさらに上げたいところだった。だが、神戸大の出足の良さが目立つようになり、徐々に神戸大ペースとなる。同志社は受け手に回ってしまい、前線での選択肢が限定された。停滞したリズムを変えようと、58分にMF杉原啓太に代えて2試合ぶりにメンバー入りしたMF松井修平を投入。中盤の底に入った司令塔は長短のパスを織り交ぜて攻撃を活性化。84分には、ペナルティーエリア近くからのFKを松井が直接狙うもポストに直撃。その後もセットプレーから得点を狙うも、最後までゴールは遠く。勝ち点1を分けあう結果となった。

 同志社大の点取り屋の後期初ゴールは、“らしさ”が凝縮された1発だった。得点につながるPKは得意の裏への抜け出しから獲得。「スルーパスとかではなく縦一本も狙っていた」という積極的な姿勢が生んだプレーだ。相手指揮官が猛抗議するほどの微妙な判定ではあったが、PKはPK。そして、美しいゴールも泥臭いゴールも、どんな形であれ1点は1点。「FWの仕事は点を決めること。後期は点を取ることだけを考えて泥臭くやれている」と、ゴールへの執着心はさらに増している。それは自分のゴールがチームの勝利へと直接結びつくと理解しているからだろう。夏のケガから復帰し、今節は後期初スタメンでゴール。大爆発の時は、もうすぐそこまできている。

 次節までに残された時間は1週間。今日の反省も踏まえて次に臨みたいところだ。勝ち点1で満足していいチームではない。求められているのはいつでも勝ち点3。それでも、依然として首位の座は明け渡していない。「勝ち点にこだわりすぎると不安につながる恐れもあるので、一回一回のトレーニングに集中して余裕を生みたい」(望月慎之監督)。次節も目の前の試合に集中するだけだ。

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