2015.09.29

同志社大がシーソーゲーム制す、京都学園大に勝ち首位キープ/関西学生2部Aリーグ後期第1節

文=西村健汰(同志社スポーツアトム)

 前期を首位で終えた同志社大学にとって大事なゲームとなったこの試合。初戦ということもあり苦戦を強いられた。前半からなかなかペースをつかめない同志社大だったが、41分に向井宏太のゴールで先制。しかし、直後の45分に失点を許すと、後半開始早々には逆転ゴールを献上してしまう。その後西村拓馬のゴールで同点とすると、75分には鶴崎光の得点で再逆転。シーソーゲームを制し、今節も首位の座を守った。

 夏を越えて一回り成長した紫の戦士たちがこの日も同志社大のプライドを見せつけた。序盤は出足の良い京都学園大学にペースを握られなかなかボールがつながらず。ロングボール主体で徐々に押しこんでいった。34分には初先発となった杉原啓太がミドルシュートを放つもわずかに枠を捉えきれない。すると41分、左サイドの高森大夢からボールを受けた向井が左足を一閃。「自主練でやっていた通りの形」(向井)という強烈なシュートが突き刺さり同志社大が先制に成功する。しかし直後の45分、相手CKを白岡ティモシィが反応するも防ぎきれず失点。前半終了間際に痛恨の同点弾をたたきこまれた。

 エンド替わった後半、攻勢に出たいところだったが、開始30秒でまさかの失点。逆転ゴールを許してしまった。何としても点がほしい同志社大は58分、西村拓が倒されてエリア近くの良い位置からのFK。レフティ高森のボールに合わせたのは小柄な西村拓。これが決まり、再びゲームを振り出しに戻す。75分には生部麦のクロスボールに途中出場の鶴崎が合わせて再逆転。選手たちの諦めない姿勢が勝利をたぐり寄せ、貴重な勝ち点3を積み上げた。

 今までとは違う、進化を遂げた姿を見せつけた。これまでは連続失点を引きずり、結果的に勝ちきれないゲームが続いた。この試合でも前半終了間際、そして後半開始直後という大事な時間帯に失点。それでも、「前期は沈んでしまっていたところを、焦らず前向きにできた」(杉本真太郎)。メンタル面、そして試合運びのうまさという意味でも成長を見せる結果となった。そして、夏に課題として掲げていたスタミナ面。長野合宿など、この夏は走りのメニューを中心にこなしてきた。「後半残り20分に攻撃のスイッチが入った」(生部)と、夏の成果が後半の猛攻につながったようだ。実際に試合終盤にも何本ものスプリントを見せており、走れるチームへと着実に変貌を遂げている。

 次節の相手は神戸大学。前期は大勝したものの、2季前に敗北を喫しているチームで、決して侮ることはできない。強いチームは相手がどこであれ、求められるのは勝利のみ。残すはあと8試合。昇格へのカウントダウンはすでに始まっている。

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