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明治大、藤本佳希が意地の2発…順天堂大に2-0で快勝/関東大学1部リーグ第14節

文=鈴木拓也(明大スポーツ)

 2発無失点の快勝だ。前節早稲田大学に敗れ「絶対に連敗はしてはいけなかった」(藤本佳希)と臨んだ順天堂大学との一戦。前半41分に和泉竜司の落としを藤本が決めて先制。71分には相手DFラインの裏に抜けだした藤本が2点目を奪って勝負を決定づけると、順天堂大の猛攻を守備陣が要所を締めてシャットダウン。第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会でJ1ヴァンフォーレ甲府を苦しめた順天堂大を相手に、攻守が噛みあった明治大らしいサッカーで勝ち点3を積みあげ、再び上位争いに食いこんだ。

 飢えていたモンスターが久々の大暴れだ。スコアレスでの折り返しが見えてきた前半41分、左サイド瀬川祐輔のアーリークロスをペナルティーエリア内で和泉がコントロール。食いさがるDFを引きつけた和泉のヒールパスに反応した藤本が「コースに打つだけだった」と左足を振り抜き先制点を挙げる。71分には道渕諒平の縦パスに藤本が抜けだすと「イメージどおり」にGKをかわして2点目をゲット。リーグ戦では第7節以来ゴールから遠ざかっていた藤本の2ゴールが勝負を決めた。

 明治大らしさが凝縮された2ゴールだった。この日再三見られていたのは3人目の動きだし。「前の選手に当たったあとに、ワンタッチでサポートする練習もしていた」(藤本)との言葉どおり、キープ力のある和泉、藤本を起点に中盤の選手が積極的な上がりを見せた。豊富な運動量で多くの選手がボールに関わる流動的な攻撃が、総失点数15と堅守を誇る順天堂大を苦しめた。グループでの崩しからの2得点に「個人としてもチームとしても次につながる良いゴールだった」と藤本。得点王を狙うストライカーが再び量産体制に入った。

 大黒柱の復帰が勝利を導いた。故障による長期離脱から復帰を果たし、リーグ戦第1節以来の出場となったDF山越康平。「いろいろな人にサポートしてもらって復帰することができたので、その感謝の気持ちをピッチで表現したいと思っていた」とゲームに入った山越が圧倒的な存在感を放った。大学屈指の競り合いの強さとゴール前での体を張ったブロックで、順天堂大の前に文字どおり壁として立ちはだかり無失点勝利に大きく貢献。「期待以上の働きをしてくれた」と栗田大輔監督も納得のプレーを披露した。

 精神面でも大きくチームを支えた。セットプレーでの守備では勝負どころを見極めチームを鼓舞する声を張りあげた。クロスへの対応が課題となった前節から守備陣を統率し修正。センターバックのコンビを組んだ小出悠太も「ヘディングや裏の対応、1対1という部分では今日改めてやってみて安定感があるなと思った」。復帰戦で圧倒的な存在感を放った頼れる男が今後の躍進のカギを握る。

 優勝争いに踏みとどまった。「ここで負けると優勝争いが厳しくなるので、今日はそこがターニングポイントと見ていた」(和泉)。代名詞である攻守におけるハードワークで勝利をつかんだ。次節の相手は天皇杯出場から波に乗る桐蔭横浜大学。「個人の力もあるので、受け身にならず勝つことだけを考えて準備していきたい」と藤本。逆転優勝へののろしを上げた勢いそのままに、次節でも貪欲に勝ち点3を狙う。

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