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勝負の後半に決勝ゴール…関東第一FW冨山大輔、全国での4強越えを誓う「目標は優勝」

2016.06.18

決勝ゴールを決めた関東第一FW冨山大輔 [写真]=小林浩一

 平成28年度全国高校総合体育大会東京都大会準決勝(インターハイ予選)が18日に行われ、駒澤大学高校と関東第一高校が対戦した。

 拮抗した展開が続く中、試合を動かしたのは関東第一のエース、冨山大輔だった。63分、ペナルティーエリア外の左から中央に切り込んでいくと、右足一閃。このゴールを振り返って「センターバックが食いついてきて、コースも見えていた。巻いたら当たっていたので、強いシュートを撃った」と、瞬時の判断から生まれた決勝点だったことを明かした。

「監督からは後半が勝負だと言われていた。セカンドボールを拾い始めてから相手が間延びしていた」。前半はボールを持っても囲まれる時間が多かったが、後半は疲労の色も見えた相手の隙を突いてしっかりと結果を残した。

 昨年のインターハイでは、清水桜が丘高校(静岡)や大津高校(熊本)といった全国の強豪を撃破して快進撃を続けた。しかし、準決勝で同じ関東圏の市立船橋高校に敗れ、惜しくもベスト4敗退。それだけに2年連続で出場する今年への意気込みも強く、「その先を体感したい。目標は優勝です」とコメント。個人としても1ゴールにとどまった昨年以上に「得点にこだわっていきたい」と活躍を誓った。

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