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ユース教授のインターハイ2015全校紹介 vol.11【新潟明訓、福井商】

文・写真=安藤隆人

 夏の風物詩、インターハイが間近に迫ってきた。今年は8月2日から9日まで兵庫県で開催。真夏の王者をかけた決戦を前に、“ユース教授” 安藤隆人氏が出場全55校を紹介する。

【東海・北信越】新潟明訓(新潟)2年ぶり6回目

 田園地帯に囲まれた中に、青々とした人工芝のピッチが広がる。校舎のすぐ横にあるきれいな人工芝のピッチで、トレーニングに励む選手たち。環境は新潟県内でも屈指を誇る。理論派で丁寧な指導が魅力の田中健二監督の下、質の高いサッカーを披露する彼ら。今年のチームは元U-16日本代表の加藤潤(3年)と中村亮太朗(3年)の技術の高いダブルボランチが核となる。この2人の巧みなパス出しから、FW高橋怜大(3年)らアタッカー陣が果敢に裏を突いて、ゴールを陥れる。

 今予選では3回戦で開志学園JSCを4-0、準決勝で帝京長岡を1-0で下すなど、難敵を退けて、無失点優勝を成し遂げた。さらにその後に行われた北信越大会で優勝を果たした。インターハイの最高成績は4年前のベスト8。それ以上を十分に狙える『新潟のタレント集団』だ。ちなみに新潟明訓と言えば、野球を思い浮かべる人も多い。オールドファンからすれば、水島新司氏の人気野球漫画『ドカベン』のモデル校として有名だ(主人公が在籍した高校が明訓高校)。今も野球部は強豪で、かつてヤクルトの抑えのエースで、メジャーリーグのホワイトソックス、ニューヨーク・メッツでもプレーをした高津臣吾氏(現 東京ヤクルトスワローズ投手コーチ)の長男・大嗣くんも所属して、注目を集めている。

【東海・北信越】福井商(福井)53年ぶり2回目

 野球の名門校として知られており、天谷宗一郎(広島東洋カープ)、中村悠平(東京ヤクルトスワローズ)などのプロ野球選手を輩出している。サッカー部は毎年県の上位には食い込んでいたが、絶対王者の丸岡、北陸、新興勢力の福井工大福井の壁に阻まれ続けてきた。

 新人戦でも準決勝で北陸に1-3の敗戦を喫したが、今予選では初戦で昨年のインターハイ出場の福井工大福井を6-1で下して勢いに乗ると、準決勝で丸岡を2-2からのPK戦の末に下し、決勝では北陸に2-1。3強すべてをなぎ倒して、実に53年ぶり2回目の出場を果たした。この快進撃の立役者となったのが、センターバック谷口卓穂(3年)、右MF松田悠弥(3年)、180センチの大型アタッカー・橋本拓馬(3年)と牧田鉄平(3年)のツーシャドーだ。彼らが中心となって、53年ぶりのインターハイで勝利を狙う。

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