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関東学院大が1年で関東2部復帰…立教大は国際武道大との激戦を制して昇格!

2017.11.21

立教大は41年ぶりの関東大学リーグ復帰を決めた [写真]=平山結菜

 19日、平成29年度第50回関東大学サッカー大会の昇格決定戦が行われた。

 来シーズンの関東大学リーグ2部昇格を懸けた大一番。会場の県立保土ヶ谷公園球技場は500名収容のスタンドが満員となり、応援団や観客の熱気に包まれた。

 第1試合では、国際武道大学と立教大学が対戦した。試合は開始早々に動く。2分、黒田佳吾のCKに井浦智史が頭で合わせて立教大が先制した。その後は一進一退の展開が続くも、互いに決定機を決めきれない。しかし、このまま終了かと思われた90+2分に国際武道大が同点に追いついた。FKから最後に押し込んだのは、ゴール前に上がっていたGKの矢野大樹。土壇場の同点劇で延長戦に突入した。

 次の1点を奪ったのはまたしても国際武道大だった。99分、佐々木北斗からのボールに中山陽介が右足で合わせて2-1と逆転する。しかし、ここからさらなるドラマが待っていた。102分、立教大は井上瑠寧からのクロスボールを小椋健史が押し込んで2-2と試合を振り出しに戻す。そして延長後半に入った115分、関根陸のシュートのこぼれ球を佐藤大雅が詰めて勝ち越しに成功。3-2で激戦を制した立教大が41年ぶりの関東大学リーグ昇格を果たした。

 第2試合では、1年での関東大学リーグ復帰を目指す関東学院大学と明治学院大学が激突した。

 独特な緊張感が漂う中、立ち上がりは両者相手の様子をうかがいながらチャンスを狙う。前半最大の決定機は30分、関東学院大の亀井大地がゴール前でフリーとなってシュートを放つも、これはゴール左へ。結局、スコアレスのまま試合を折り返した。

 後半に入ると今度は明治学院大に決定機が訪れる。46分、鳥谷部崇也がゴール正面から放ったシュートはクロスバーを直撃。その後も両者が攻撃の形を見せる中、65分にようやく均衡が破れた。関東学院大の見木友哉がドリブルで持ち込むと、そのまま右足でシュート。これがネットを揺らし、関東学院大が先制点をもぎ取る。

 その後は追いかける展開となった明治学院大がサイドからのクロスで関東学院大ゴールに迫るも、得点には至らず。終盤にはGK松田健太郎も最前線に上がって攻めに出たが、1点が遠くゴールを割ることができない。このまま試合は終了し、1-0で接戦を制した関東学院大が来シーズン、関東大学リーグ2部に臨むこととなった。

【スコア】
国際武道大 2-3 立教大 

【得点者】
0-1 井浦智史(立教大)
1-1 矢野大樹(国際武道大)
2-1 中山陽介(国際武道大)
2-2 小椋健史(立教大)
2-3 佐藤大雅(立教大)

【スコア】
関東学院大 1-0 明治学院大

【得点者】
1-0 見木友哉(関東学院大)

By サッカーキング編集部

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