2016.11.06

明治学院大が関東学院大との大一番制す 関東2部残留争い、3校が1枠懸けて最終節へ

明治学院大が大一番を制し、残留争いに踏みとどまった [写真]=内藤悠史
サッカー総合情報サイト

 JR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦2部 第21節が6日に行われ、古河市立サッカー場の第一試合では関東学院大学と明治学院大学が対戦した。

 今節を含め、リーグ戦は残り2試合。下位2チームが所属都県リーグへ自動降格となる関東2部は、残留争いが大詰めを迎えている。5日に今節を終えた朝鮮大学校が勝ち点「17」からポイントを伸ばせなかったため、6日の第一試合はより大きな意味を持つ一戦となった。勝ち点「16」で11位の関東学院大と、同「14」で最下位に沈む明治学院大の直接対決。生き残りを懸けたサバイバルが幕を開けた。

序盤から激しい競り合いの連続となった [写真]=内藤悠史

序盤から激しい競り合いの連続となった [写真]=内藤悠史

 凹凸の目立つピッチで、激しいボディコンタクトの連発となった。攻勢をかけたのは、敗れた時点で降格が決まる明治学院大。開始5分、左サイドからMF新井博人が浮き球のクロスを上げ、ファーサイドのFW行武大希が詰めて先制に成功した。幸先良くリードを奪い、関東学院大を押し込んでいった。

 ファウルの数も少なくなかったが、互いの意地と残留への思いがぶつかり合う熱戦となった。次のゴールは33分、明治学院大のFKがゴール前へ飛ぶと、緩やかなクロスに反応したDF高橋龍世が相手GKとの競り合いを制してヘディングシュート。カバーに戻った相手DFもクリアしきれず、ゴールネットを揺らした。関東学院大はGKへのファウルを主張したが認められず、明治学院大がリードを2点に広げた。

高橋龍世(3番)が追加点を挙げた [写真]=内藤悠史

高橋龍世(3番)が追加点を挙げた [写真]=内藤悠史

 2点ビハインドを負った関東学院大も意地を見せる。44分、右サイド深くまで突破したDF福澤峻のクロスにFW見木友哉が反応し、ダイビングヘッドを突き刺して1点差に迫った。

 前半はこれだけでは終わらない。2-1でハーフタイムを迎えるかと思われたアディショナルタイム4分、またもセットプレーから明治学院大が3点目を記録する。ペナルティーエリア内での混戦から行武が押し込み、貴重なゴールを決めた。3-1で前半が終了。2点差で勝負の後半を迎えることとなった。

関東学院大の攻撃をけん引した亀井大地のクロス [写真]=内藤悠史

関東学院大の攻撃をけん引した亀井大地のクロス [写真]=内藤悠史

 後半立ち上がりも明治学院大が攻勢をかけ、53分にはFW黒石川瑛がペナルティーエリア内から右足シュートを放ったが、枠の左へ。関東学院大もチャンスを作り出したが、反撃のゴールを決めることができない。65分には明治学院大が右CKから決定機を迎えたが、混戦からのヘディングシュートはクロスバーに阻まれた。

 2点差のまま、残り15分を切った。関東学院大が前がかりになり、明治学院大がカウンターを仕掛けるオープンな展開に。残留を懸けた一戦らしく、終盤はファウルの数も増え、選手も応援席もヒートアップしていった。明治学院大はボールキープや選手交代を織り交ぜて時計の針を進め、最後までリードを守り切った。

 試合は3-1で終了。明治学院大が大一番を制し、勝ち点を「17」に伸ばして残留圏何の10位に浮上。一方の関東学院大は同「16」のまま、最下位に転落した。

 2部残留の行方は12日の最終節へ持ち越されることとなった。勝ち点「17」で10位の明治学院大(得失点差-19)、同じく勝ち点「17」の11位・朝鮮大(得失点差-21)と、1ポイント差で最下位の関東学院大(得失点差―13)の3チームが、残り1枠となった残留枠を懸ける。

 明治学院大は12日、拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場の第一試合で拓殖大学と対戦。朝鮮大は同会場の第二試合で東京農業大学と激突する。そして関東学院大は、東洋大学朝霞グラウンドの第一試合で東京学芸大学と対戦。関東2部残留を懸けたサバイバルの最終章、どんな結末が待っているだろうか。

【スコア】
関東学院大学 1-3 明治学院大学

【得点者】
0-1 5分 行武大希(明治学院大学)
0-2 33分 高橋龍世(明治学院大学)
1-2 44分 見木友哉(関東学院大学)
1-3 45+4分 行武大希(明治学院大学)

取材・文=内藤悠史

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