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静岡学園の攻撃力爆発…圧巻6発で佐賀東撃破、三回戦は東福岡と激突

2015.01.02

静岡学園が6得点を挙げて大勝した [写真]=内藤悠史

 第93回全国高校サッカー選手権大会の二回戦が2日に相模原ギオンスタジアムで行われ、第二試合では静岡代表の静岡学園と佐賀代表の佐賀東が対戦した。

 2回戦から登場し、大会初戦に臨んだ両チーム。立ち上がりから静岡学園が個人技をベースにボールをポゼッションしていく。最初のチャンスを作ったのは佐賀東。9分、右サイドからのクロスに福田圭祐が反応し、ファーサイドからシュートを放ったが得点には至らなかった。

 均衡が破られたのは27分だった。静岡学園の名古新太郎がペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。自らキッカーを務め、ループ気味のシュートをゴール中央に冷静に決めて先制点を奪った。

 1点リードとなった静岡学園が、勢いに乗って畳み掛けた。先制点の直後、左サイドをドリブルで縦へ突破した旗手怜央がグラウンダーで折り返すと、ファーサイドに詰めていた薩川淳貴が押し込んで2点目を記録。さらに30分には、左CKからニアサイドでボールを受けた光澤和人が振り向きざまに左足シュートをゴール右隅へ。静岡学園が4分間で3得点を挙げ、3-0でハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても、静岡学園は攻撃の手を緩めない。53分、佐賀東が左CKから決定機を迎え、シュートが右ポストを直撃した直後だった。カウンターから左サイドの背後を突き、最後は旗手が決めて4点目。69分にはニアサイドへの左CKに反応した石井琢巳が左足ボレーを突き刺して5点目を挙げた。ゴールラッシュの締めくくりは75分、左サイド深くまで進入した加納澪の折り返しから、荒井大が右足シュートでゴール右隅を陥れた。

 試合は6-0で終了。静岡学園が前後半に3得点ずつを挙げるゴールラッシュを見せ、佐賀東に大勝した。静岡学園は3日の三回戦で、福岡代表の東福岡と対戦する。

【スコア】
静岡学園 6-0 佐賀東

【得点者】
1-0 27分 名古新太郎(静岡学園)
2-0 28分 薩川淳貴(静岡学園)
3-0 30分 光澤和人(静岡学園)
4-0 53分 旗手怜央(静岡学園)
5-0 69分 石井琢巳(静岡学園)
6-0 75分 荒井大(静岡学園)

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