2014.04.07

関東大学リーグが開幕!1部初参戦の東京国際大、早稲田大に敗れて黒星スタート

関東大学リーグが開幕した [写真]=内藤悠史

文=内藤悠史

 関東大学1部リーグ第1節が5、6日に各地で行われ、新シーズンの幕が開けた。

 味の素フィールド西が丘では、5日に開会式と2試合が行われた。開会式には、1部、2部リーグの全24校の選手が参加。専修大学の新主将、DF河津良一(4年・作陽高校出身)が選手宣誓を行い、活躍を誓った。

 第1試合では、昨季2位の早稲田大学と東京国際大学が対戦した。東京国際大は昨季、初参戦の2部リーグでいきなり優勝。開幕試合が1部リーグでの初陣となったが、最多優勝(25回)を誇る早稲田大に地力の差を見せつけられ、0-2で敗れた。

 前半、主導権を握ったのは早稲田大。前線のFW山内寛史(2年・國學院久我山高校出身)とFW宮本拓弥(3年・流通経済大学付属柏高校出身)にシンプルにボールを集め、中盤でのプレスをかいくぐる。右サイドからMF近藤貴司(4年・三菱養和SCユース出身)がスピードに乗った突破を仕掛け、東京国際大を押し込んだ。「相手(の陣形)が整う前に、前線のアクションに対して、セカンドボールを拾おうという意識」で臨み、「前半はある程度やりたいことができた」と、近藤貴は振り返っている。

 早稲田大はなかなか均衡を破れずにいたが、43分に先制点を記録。ボランチのMF園田信一郎(4年・早稲田実業高校出身)が右サイドのDF新井純平(浦和レッズユース出身)へ展開すると、新井はトラップから縦へ持ち出し、中央へクロスボールを蹴り込む。ニアサイドへ走り込み、相手のマークを引き付けたMF堀田稜(3年・浦和レッズユース出身)の背後で、MF近藤貴が飛び込み、ダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。園田のパスと新井のトラップはともに正確で、シュートまでの流れに滞りはなく、またプレー選択に過不足のない、鮮やかな攻撃だった。

 一方、劣勢を強いられた東京国際大。前田秀樹監督は、「1部リーグの洗礼を受けた。判断スピードが(2部とは)違う。慣れていない分、前半は戸惑いがあった。選手たちにはボールポゼッションを大事にしたいという意識があったが、そこまでやらせてもらえない。そんなに甘い世界じゃないから」と、振り返る。「後半は相手の疲れもあり、高い位置でボールを奪って背後をつけるようになった。そこがリズムを生んだ」と、語った通り、ハーフタイム後の45分間では盛り返しを見せたが、1点が遠かった。同点に追いつくことができず、逆に終了間際にPKを献上。早稲田大MF近藤貴に沈められ、2点差で敗れた。

 前田監督は、1部リーグでの初陣を終えて、「学ぶことばかり。簡単にはいかないことは百も承知。チャレンジャーとしてやっていく。選手が、この試合を受けてどう感じているか。前向きに考えさせていきたい」と、次戦を見据えた。

 一方、18年ぶりの優勝を目指す早稲田大は、完封勝利で開幕戦を飾った。主将のMF近藤洋史(4年・名古屋グランパスU-18出身)は、「難しい初戦を2-0で勝てたことは良かった。ゴールに迫るところ、自分たちの攻撃が相手にとってもっと怖いものにならないと。どれだけ脅威を与えられるか、迫力を伴った攻撃ができるかが課題だと思う。開幕戦ということで硬くなった部分もあるが、もっと大胆に積極的なプレーが出てこないと、得点は増えてこない。もっとシュートの意識を強く持っていきたい」と、気を引き締めていた。

 関東大学1部リーグ第1節の結果は以下のとおり。同リーグは2回戦総当たり方式で開催され、前期日程は6月15日まで行われる。

早稲田大2-0東京国際大
専修大6-0駒澤大
筑波大0-2順天堂大
流通経済大1-0中央大
明治大0-2慶應義塾大
国士舘大1-0桐蔭横浜大

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