乱闘騒ぎになっていたウルグアイ代表とコロンビア代表の試合後 [写真]=Getty Images
コパ・アメリカ2024準決勝の試合後にスタンドで選手と観客による乱闘騒ぎが大きな問題になっている。10日、大手メディア『ESPN』が伝えている。
コパ・アメリカ2024準決勝が10日に行われ、ウルグアイ代表とコロンビア代表が対戦。39分にCKからジェフェルソン・レルマのヘディング弾でコロンビアが先制すると、前半終了間際にはダニエル・ムニョスが退場となったものの、数的不利ながらリードを守り切ったコロンビアが1-0で勝利を収めた。
問題となっているのはこの試合後。ダルウィン・ヌニェスやロナルド・アラウホらウルグアイの選手や関係者がスタンドに飛び込んで、コロンビアのサポーターと殴り合っている様子がSNS上で拡散されている。
この乱闘の後、公式放送の取材に応じたウルグアイのホセ・マリア・ヒメネスは「マイクで話すことは許してくれないと思うので、遮られる前に一言言わせてほしい。何が起こっているかを僕に話してほしくないとは思うが、これは大惨事だ」と強調しながら、選手たちは家族を守ろうとしていたことも明かした。
「気をつけてください。スタンドには家族がいて、小さな新生児もいた。大惨事だった。警察もいなかったので、僕たちは自分たちで家族を守らなければならなかった。これは飲み過ぎて、飲み方も知らない2、3人のせいだよ」
この事態を受け、南米サッカー連盟(CONMEBOL)は調査をすることを明らかにしているなか、公式X(旧:ツイッター)で以下のように声明を発表した。
「CONMEBOLはサッカーに影響を及ぼす、いかなる暴力行為を強く非難する。私たちの仕事はサッカーがその前向きな価値観を通じて私たちを結びつけ、団結させるという信念に基づいている。フィールド内外での不寛容や暴力に居場所などはない。私たちは残りの日々ですべての情熱を注いで各国の代表を応援し、忘れられないパーティーを楽しんでもらいたいと考えている」
By サッカーキング編集部
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