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コパ・アメリカ開幕! “王者”アルゼンチンはカナダに苦戦も…アルバレス&ラウタロ弾で白星発進

2024.06.21

今大会ファーストゴールを決めたのはフリアン・アルバレス [写真]=Getty Images

 コパ・アメリカ2024・グループA第1節が20日に行われ、アルゼンチン代表カナダ代表が対戦した。

 欧州でEURO2024の戦いが行われている中、アメリカでは世界最古のナショナルチームによるサッカー大陸選手権大会の幕が上がる。今大会は南米サッカー連盟(CONMEBOL)に加盟する10カ国に加え、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)加盟の6カ国も参加。出場する16カ国は4つのグループに分かれ、上位2カ国、計8カ国が決勝トーナメントに進出し、準々決勝から一発勝負の決勝トーナメントが行われる。

 オープニングマッチには、前回大会の覇者、かつFIFAワールドカップカタール2022の優勝国でもあり、メジャートーナメント3連覇を狙うアルゼンチン代表が登場。相対するカナダ代表は2023-24CONCACAFネーションズリーグこそベスト8敗退に終わったものの、カタールW杯出場権を獲得するなど、北中米の強豪国として知られる。20日に発表された最新のFIFAランキングでは、アルゼンチン代表が堂々の1位、カナダ代表は48位(CONCACAF加盟国内4位)だった。

 過去の両者の国際Aマッチでの対戦は、意外なことに1度しかない。2010年5月に国際親善試合で対戦し、アルゼンチン代表がマキシ・ロドリゲスの2得点、アンヘル・ディ・マリア、カルロス・テベス、セルヒオ・アグエロのゴールにより、5-0と快勝していた。今回が約14年ぶり2度目の対戦となる。

 大会開幕を告げる一戦に向けて、アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督は、“エース”のリオネル・メッシ筆頭に、ロドリゴ・デ・パウルアレクシス・マック・アリスターフリアン・アルバレスと盤石の面々をスターティングメンバーにチョイス。一方、カナダ代表を率いるジェシー・マーシュ監督も、アルフォンソ・デイヴィス、ステファン・ユースタキオ、ジョナサン・デイヴィッドと“欧州組”を中心に主力選手を送り出した。

 キックオフの笛が吹かれると、アルゼンチン代表が勢いを持って試合に入る。5分、ペナルティエリア手前左寄りの位置でバックパスを受けたレアンドロ・パレデスがミドルシュートを放つも、わずかに枠の外へ。8分には自陣でコーナーキックを跳ね返したところから、アンヘル・ディ・マリアが相手のパスを引っ掛けて一気にスペースを独走。だが、わずかにラストタッチが乱れ、飛び出してきたGKマクシム・クレポーに阻まれる。直後にはパレデスからの浮き球スルーパスで背後へ抜け出したメッシが、ボックス左から左足で狙うも、シュートはポスト右へと外れた。

 立ち上がりの約10分間のアルゼンチン代表の時間となったが、ここからカナダ代表も盛り返す。左サイドバックのA・デイヴィスがサイドを攻略し、チャンスシーンの数を増やしていくと、30分には左サイドから好機演出。リアム・ミラーからのパスを受けたA・デイヴィスが一気にスピードを上げ、ボックス左の深い位置に侵入し、マイナスへ折り返す。だが、中央の味方にわずかに合わず、ルーズボールを拾ったタジョン・ブキャナンも慌てて左足を振ってしまい、シュートは枠を外れた。

 勢い乗るカナダ代表は前半終了間際の43分、左サイドから右サイドへボールを届けると、敵陣右サイド高い位置でパスを受けたサイル・ラリンがシンプルにクロスボールを上げる。これが中央で待っていたユースタキオの頭にピタリと合ったが、ヘディングシュートはGKエミリアーノ・マルティネスに阻まれる。こぼれ球を拾ったA・デイヴィスが右足シュートを放つも、ゴール右へ逸れていった。

 結局、前半はスコアは動かず、0-0で後半へ折り返す。すると48分、やはり“この男”が絡んで試合が動いた。アルゼンチン代表は右サイドでのスローインから、ナウエル・モリーナ、デ・パウルと繋いで、敵陣中央やや右寄りのスペースでメッシが顔を上げると、背後へのスルーパスにマック・アリスターが反応。飛び出してきたGKクレポーに倒されながらもボールを残すと、フリーで待っていたアルバレスが難なく押し込み、アルゼンチン代表が先手を取った。

 その後もアルゼンチン代表は右サイドに流れるメッシを中心としながら敵陣でプレーする時間を増やしたが、カナダ代表も押し込まれ続けたまま黙ってはいない。65分、敵陣右サイドのジェイコブ・シャッフェルバーグ、中央のデイヴィッド、ミラーを経由し、ボックス左に入ったA・デイヴィスにボールが渡ると、縦へのと突破から鋭いボールを折り返したが、ブロックされてフィニッシュまで持ち込めなかった。

 このプレーでボールをキャッチしたGKマルティネスは、顔を上げるや否やパントキックで前線へ展開。抜け出したメッシがGKと1対1のチャンスを迎えたが、左足で放ったシュートはGKクレポーに阻まれる。こぼれ球を自ら拾い、今度はGKクレポーを切り返しでかわすと、ループシュートを狙ったが、カバーに入っていたデレク・コーネリアスにブロックされた。

 終盤に差し掛かった79分にも、メッシに決定機が到来。自陣でカナダ代表の攻撃を食い止めたリサンドロ・マルティネスが前方へ蹴り出すと、これがそのままスルーパスに。抜け出したメッシはGKクレポーの位置を見てループシュートを狙ったが、わずかにゴール左へ外れる。83分にも、敵陣でメッシがビルドアップを引っ掛けると、抜け出したラウタロ・マルティネスがGKと1対1のチャンスを迎えたが、またもGKクレポーが立ちはだかった。

 アルゼンチン代表はなかなか追加点を奪えなかったものの、試合終盤の88分にトドメを刺す。マルコス・アクーニャジオバニ・ロ・チェルソと繋いで中央のメッシにボールが渡ると、絶妙なタイミングで背後のスペースへスルーパスを供給。抜け出したラウタロ・マルティネスがGKクレポーの股下を射抜く一撃を決め、リードを広げた。

 試合はこのままタイムアップ。アルゼンチン代表は前半こそ苦戦を強いられながら、後半は幾多の決定機を生み出し、最終的には2ゴールを記録。初陣を白星で飾り、連覇へ向けて順調なスタートを切った。一方、カナダ代表としては悪くない戦いを繰り広げながらも、ゴール前での質の違いを見せつけられる結果となっている。

 次節25日に行われ、アルゼンチン代表はチリ代表と、カナダ代表はペルー代表と、それぞれ対戦する。

【スコア】
アルゼンチン代表 2-0 カナダ代表

【得点者】
1-0 49分 フリアン・アルバレスアルゼンチン代表
2-0 88分 ラウタロ・マルティネスアルゼンチン代表

【スターティングメンバー】
アルゼンチン代表(4-3-3)
▼GK
エミリアーノ・マルティネス
▼DF
ナウエル・モリーナ(89分 ゴンサロ・モンティエル
クリスティアン・ロメロ
リサンドロ・マルティネス
マルコス・アクーニャ(89分 ニコラス・タグリアフィコ
▼MF
レアンドロ・パレデス(77分 ニコラス・オタメンディ
ロドリゴ・デ・パウル
アレクシス・マック・アリスター
▼FW
アンヘル・ディ・マリア(68分 ジオバニ・ロ・チェルソ
リオネル・メッシ
フリアン・アルバレス(77分 ラウタロ・マルティネス

カナダ代表(4-4-2)
▼GK
マクシム・クレポー
▼DF
アリスター・ジョンストン
モイーズ・ボンビト
デレク・コーネリアス
アルフォンソ・デイヴィス
▼MF
タジョン・ブキャナン(59分 ジェイコブ・シャッフェルバーグ)
イスマエル・コネ(85分 ジョナサン・オソリオ)
ステファン・ユースタキオ
リアム・ミラー(85分 ジェイセン・ラッセル・ロウ)
▼FW
サイル・ラリン(80分 リッチー・ラリア)
ジョナサン・デイヴィッド

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By サッカーキング編集部

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