コロンビア対チリ戦が行われたソルジャー・フィールド [写真]=Getty Images
22日にコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016準決勝、コロンビア代表対チリ代表戦が行われたイリノイ州シカゴのソルジャー・フィールドで、多くのカメラマンが盗難被害に遭っていたことが分かった。メキシコのニュースサイト『メディオティエンポ』が報じている。
通常、カメラマンは会場入りした後、撮影エリアの割り当て発表に出席しなければならず、その時間帯は控室に撮影機材を置いたまま席を空けるケースが多い。
また、この試合では激しい雷雨による2時間半の中断があったため、警備が手薄になり、カメラマン控室などバックヤードへの人の出入りが見過ごされていた可能性が高いという。
その中で、少なくとも4つのエージェンシーのカメラマンが、カメラやレンズ、スマートフォンなどの盗難被害に遭ってしまった。
被害に遭ったカメラマンの一人は「盗んだ人間はどこに何があって、どうやって金目のものを探せばいいか完全に知っていたはずだ」と証言し、プロによる計画的な犯行であることを示唆した。
コパ・アメリカなどのビッグトーナメントでは、カメラマンの機材を狙った盗難や強盗事件が相次いで発生する。
被害の拡大を防ぐためにも、セキュリティ強化を徹底してほしいものだ。