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パラグアイのラモン・ディアス監督、グループ突破に自信「努力次第で結果は変えられる」

2016.06.08

パラグアイ代表を率いるラモン・ディアス監督 [写真]=Getty Images

 1993年のJリーグ初代得点王でもあるパラグアイ代表のラモン・ディアス監督は6日、記者会見の席で次のコロンビア戦について「我々の戦略と計画がうまくいけばグループステージ突破の可能性もある」と自信をのぞかせた。

 ラフプレーの応酬で双方の選手らがいがみ合ったコスタリカ戦を終えたパラグアイ代表一同は、米国東海岸のフロリダ州オーランドから6時間かけて同国西海岸のカリフォルニア州のパサデナへと移動。まず選手の疲労について質問されると、ラモン・ディアス監督は「長時間移動になったが問題ない。今日は軽いウォーミングアップで汗を流した程度で、前節の疲れをとることを優先した」と述べた。

 そして同監督は対戦相手のコロンビア代表にも言及。初戦で左肩を痛めて退場したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスがパラグアイ戦に出場しないことに触れて、同選手の欠場が一人のサッカーファンとして残念に思うことを強調した。

「ハメスは誰もが見たいと思うクラスの選手であり、プレースタイルはもちろん人間性も素晴らしい。負傷によって彼が欠場を余儀なくされたことは残念だ。ハメスと戦わずに済むことはパラグアイにとってはプラスかもしれないが、コロンビア最高の選手の一人でもあるハメスが一日も早く回復することを私は願っている」

 さらにラモン・ディアス監督は同じアルゼンチン人のホセ・ペケルマン監督の手腕にも触れて、対戦相手に最上級の敬意を払っている。

「状況に応じて最も適切な戦略をとれる監督で、迅速な試合運びは我々の脅威となるだろう。たとえハメスがいないとしても、他に優秀な選手が何人もいるコロンビア代表との一戦を楽観視してはいない。それでも手強い相手に勝つことで弾みをつけて好成績を残したい」

「ブラジル・ワールドカップの南米予選で結果が悪かったパラグアイは前回大会における下馬評が低かったが、最下位候補と揶揄された我々は昨年ベスト4に名を連ねた。努力次第で結果は変えられるのだ」

(記事/Cartao Amarelo)

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