ケガの状態が懸念されるスアレス [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
5日にコパ・アメリカ センテナリオ USA 2016初戦でメキシコ代表と対戦するウルグアイ代表にあって、最大の懸念材料は5月22日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)で右太ももの肉離れを発症した不動のエース、ルイス・スアレス(バルセロナ)のコンディションだろう。
チリの情報サイト『t13』が伝えたところによると、スアレスはバルセロナでリハビリをした後、2日にアリゾナ州フェニックスに移動してチームに合流。一日でも早いピッチへの復帰を果たすため、懸命のリハビリを続けている最中だという。
ちなみに、バルセロナでスアレスとともに“MSN”と称されるトリオを組んでいる他の2人のアタッカーのうち、ブラジル代表FWネイマールはリオデジャネイロ・オリンピック出場のためコパ・アメリカへの参戦は回避。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは大会直前のテストマッチで腰などを負傷し、初戦に出場できるかどうかは微妙な状況と、場合によっては、“MSN”がピッチに立たないまま大会が終わってしまう可能性が出てきた。
コパ・デル・レイの試合で負傷した際は、悔しさからか大粒の涙を流したスアレス。果たして大会期間中に復帰することはできるのだろうか。