FOLLOW US

「アルテタも移籍を望んでいなかった」…新天地で躍動するキヴィオルがアーセナル退団を回想

2025.10.10

今夏に新天地を求めたキヴィオル [写真]=Getty Images

 ポルトに所属するポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルが今夏の移籍を振り返った。9日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』がコメントを伝えている。

 現在25歳のキヴィオルは2023年1月にアーセナルへ加入し、公式戦通算68試合で3ゴール5アシストをマーク。長らくバックアッパーという位置付けだったが、昨シーズンは負傷離脱したブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスの穴を埋める見事なパフォーマンスで評価を高めた。今夏にはポルトガルの名門ポルトへのレンタル移籍を決断。契約には最大総額2700万ユーロ(約48億円)の買い取りオプションが付随している模様だ。

 キヴィオルは新天地でここまで公式戦5試合に出場しており、そのすべてでポルトはクリーンシート(無失点試合)を達成。安定したプレーで今シーズン未だ無敗のチームを後方から支えている。

 そんなキヴィオルが今夏の移籍を回想。「アーセナルは僕がロンドンを離れることを許さず、移籍に同意するまでには長い時間がかかった。僕はサッカー選手として評価されていたし、誰も僕を手放したいとは考えていなかったよ」と前置きしつつ、次のように言葉を続けている。

「(ミケル・)アルテタも僕がポルトガルへ移籍することを望んでいなかったし、不要だと感じたことは一度もなかったよ。移籍の決断は完全に僕自身が下したものだ。プレーしたかったが、ガブリエウと(ウィリアン・)サリバがいたのでチャンスは少なかった。僕自身がアルテタを説得したんだ。彼に会い、自分の考えを説明した。彼は僕の野心とプレーしたいという願望を理解し、人としてもサッカー選手としても僕の振る舞いに感謝していると言ってくれた」

 より多くの出場機会を求め、アーセナルを離れる決断を下したキヴィオル。「ロンドンに別れを告げるのは、スポーツ面での出場機会を考えると、それほど辛いことではなかったよ」とも明かしている。

ヤクブ・キヴィオルの関連記事

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

RANKINGヤクブ・キヴィオルのニュースアクセスランキング

SOCCERKING VIDEO