元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴラン[写真]=Getty images
ベルギー2部ロケレン・テムセに所属する元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランが国際麻薬密売の容疑で逮捕されたと、27日に複数メディアが伝えている。
報道によれば、ナインゴランはベルギーで国際麻薬密売の容疑で逮捕され、現在取り調べを受けているとのこと。イタリアメディア『スカイスポーツ』によれば、アントワープ港を通した南米からヨーロッパへのコカインの輸入とベルギーでの再流通の疑いに関する大規模な捜査が行われ、その逮捕者の中の一人がラジャ・ナインゴランだという。
事件の担当検事は「推定無罪の観点から、現段階でこれ以上の情報提供はできない」と明かしているようだ。また、現時点で所属チームからの声明は発表されていない。
ナインゴランは1988年5月4日生まれの現在36歳。2014年1月に加入したローマでは約4年半在籍し、公式戦203試合、33ゴールを記録するなど主力として活躍。その後インテルや“古巣”カリアリでプレーを経験した後、2018年に母国のロイヤル・アントワープへ移籍したものの、無免許運転およびスタジアムでの電子タバコ喫煙と立て続けの問題行動が原因で、“無期限の追放”となった。その後は、イタリアやインドネシアでプレーした後、今月からロケレン・テムセに加入し、直近の試合ではゴールも決めていた。ベルギー代表としても30試合に出場し、6ゴールを記録している。
By サッカーキング編集部
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