マルシャルの新天地はギリシャのAEKアテネに! [写真]=Getty Images
AEKアテネは19日、フランス代表FWアントニー・マルシャルの加入を発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年間で、背番号は「26」に決定している。
1995年12月5ンチ生まれで現在28歳のマルシャルは母国の名門リヨンの下部組織出身で、2012-13シーズン途中にトップチームデビューを果たした。その後はモナコで主力として活躍し、2015年夏には当時の10代最高額となる推定3600万ポンド(約68億円)でマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。背番号「9」を託されると、加入初年度から公式戦49試合に出場し17ゴール8アシストという成績を残した。
しかし、近年は度重なる負傷の影響もあり、チーム内での序列が低下。2021-22シーズン途中にはセビージャにレンタルで放出された。最終的には約9年間の在籍期間中に公式戦通算317試合出場90ゴール47アシストという成績を残したものの、契約満了に伴い今夏でマンチェスター・ユナイテッドを退団。以降はフリーで新天地を探していた。
ギリシャに活躍の場を移すこととなったマルシャルは、クラブ公式サイトを通じて「AEKへの加入は僕にとってチャンスだ。トロフィーを獲得し、チームに喜びをもたらすために全力を尽くす」と意気込みを示している。
1924年創設のAEKアテネはギリシャ・スーパーリーグで13回、国内カップ戦で16回の優勝を誇るギリシャ屈指の強豪。今シーズンは国内リーグでここまで4試合を消化し、3勝1分の成績で首位に立っている。
By サッカーキング編集部
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