今夏のブレントフォード加入が決定した(右)イゴーリ・チアゴ [写真]=Getty Images
ブレントフォードは14日、クラブ・ブルッヘからブラジル人FWイゴーリ・チアゴを獲得したことを発表した。
発表によると、ブレントフォードはイゴーリ・チアゴと5年契約を締結し、クラブには1年の延長オプションも付随。また、2023-24シーズンはクラブ・ブルッヘにそのままレンタル移籍の形で残り、7月1日にブレントフォードに合流する予定となっていることも明らかになっている。
なお、移籍金は明らかになっていないが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、追加オプションを含めて3000万ポンド(約56億円)を超える金額でまとまった模様で、その一部は古巣ルドゴレツに支払われることになるようだ。
2001年6月26日生まれで現在22歳のイゴーリ・チアゴはセンターフォワードを本職とする191センチメートルのFW。クルゼイロの下部組織出身で、同クラブのトップチームやルドゴレツでのプレーを経て、2023年7月にクラブ・ブルッヘに加入した。今シーズンはここまで公式戦40試合出場で26ゴール4アシストを記録している。
加入が決定したイゴーリ・チアゴについてブレントフォードのトーマス・フランク監督は「クラブとして積極的に取り組んできたことを嬉しく思う。私たちは時代の先を行っている」と同選手を獲得したことへの喜びを口にした。
「私たちは重要なポジションに重要な選手と契約した。チアゴはとても楽しみなストライカーで、私たちのチームでの役割にピッタリだ。彼は勤勉で、プレッシングも優れている。フィジカル的な存在でもあり、ボックス内で非常に優れていて、プレーをつなげることができる」
「彼はベルギーリーグで順調に成長しており、大きな可能性を秘めている。赤と白のシャツを着た彼を見るのを楽しみにしている」
なお、ブレントフォードでは複数クラブから関心が寄せられているイングランド代表FWイヴァン・トニーが今夏の移籍市場で退団することが濃厚と見られており、イゴーリ・チアゴはトニーの後釜として活躍が期待されている。
By サッカーキング編集部
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