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スポルティングが敵地で快勝! フル出場の守田英正は先制点アシスト&MOM選出

2023.04.25

守田英正が勝利に貢献(撮影はEL・準々決勝セカンドレグのユヴェントス戦) [写真]=Getty Images

 プリメイラ・リーガ第29節が24日に行われ、スポルティングは敵地でヴィトーリアSCと対戦した。

 スポルティングはヨーロッパリーグ(EL)準々決勝でユヴェントスに2戦合計1-2で敗れ、ベスト8で大会を去ることが決まっていた。これで今季残されたコンペティションはリーグ戦のみに。現在は4位につけており、まずは来季のCL出場圏内である3位入りを目指す。前節のアロウカ戦を1-1の引き分けで終えていたことから、2試合ぶりの白星を狙う今節は、敵地でヴィトーリアSCと激突。スポルティング守田英正はスタメン出場を飾った一方、ヴィトーリアSCの小川諒也はメンバー外となった。

 試合は前半終了間際の45分、ペナルティエリア右で切り返しから前を向いたマイケル・ジョンストンのシュート性クロスボールから、最後はアンドレ・シルヴァが押し込んだものの、オフサイドの判定で得点とはならず。前半はスコアレスで終了した。

 均衡が破れたのは後半立ち上がりの47分。スポルティングは敵陣中央でボールを奪い返すと、前を向いた守田がシンプルに縦に繋ぐ。パスを受けたペドロ・ゴンサウヴェスはファーストタッチで横へボールを置き、右足で狙い澄ました一撃を叩き込んだ。ペドロ・ゴンサウヴェスのリーグ戦3試合連続ゴールでスポルティングが先手を取っている。

 86分にはペナルティエリア右でマーカス・エドワーズからのパスを受けた守田が、華麗な股抜きからマイナスへ繋ぐ。最後はフランシスコ・トリンコンが左足で狙ったが、シュートはGKがファインセーブ。直後の87分にはトリンコンのクロスボールをセバスティアン・コアテスが頭で押し込んだものの、オフサイドの判定で追加点とはならなかった。

 それでも後半アディショナルタイム、GKアントニオ・アダンの放ったロングフィードから背後のスペースに抜け出したアルトゥール・ゴメスが左足でシュートを沈める。スポルティングが決定的な追加点を決め、試合はこのままタイムアップ。スポルティングが2試合ぶりの白星を挙げ、リーグ戦では9試合無敗(7勝2分)を維持した。守田はフル出場を果たしただけでなく、リーグのマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出されている。一方のヴィトーリアSCはこれでリーグ戦3連敗となった。

 次節、スポルティングは30日にファマリカンをホームに迎える。一方、ヴィトーリアSCは29日に敵地でマリティモと対戦予定だ。

【スコア】
ヴィトーリアSC 0-2 スポルティング

【得点者】
0-1 47分 ペドロ・ゴンサウヴェス(スポルティング
0-2 90+3分 アルトゥール・ゴメス(スポルティング

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