中村敬斗(撮影は第4節ラピード・ウィーン戦) [写真]=Getty Images
LASK(オーストリア1部)に所属するFW中村敬斗が、2試合連続となる今季公式戦13点目を記録した。
LASKは18日に行われたオーストリア・ブンデスリーガ第18節でSVリートと対戦。前半終盤に退場者を出すと、同場面で相手に与えたPKを決められてしまい、LASKは数的不利でビハインドの展開になる。
刻一刻とタイムアップが近づくなか、90分に中村が魅せた。ペナルティエリア内で味方のパスを受けると、右足一閃。ニアのゴール右隅へ強烈な一撃を突き刺し、チームを敗戦の危機から救った。“オーバーエスターライヒ州ダービー”は1-1の引き分けに終わり、LASKは3位、リートは最下位の12位となっている。
現在22歳の中村は、ガンバ大阪でデビュー。期限付き移籍でトゥウェンテ(オランダ)やシント・トロイデン(ベルギー)などでもプレーし、2021年にG大阪からLASKのリザーブチームに加入。同年8月にLASKへと完全移籍した。2年目の今季はここまで公式戦21試合に出場し、リーグ戦で10ゴール5アシスト、国内カップ戦で3ゴール1アシストを記録している。
By サッカーキング編集部
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