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FWシュヴィルツォク、母国クラブに完全移籍…出場停止処分解除で延長OP付き半年契約

2023.02.11

シュヴィルツォクが母国に帰還 [写真]=Getty Images

 ザグウェンビェ・ルビン(ポーランド1部)は10日、名古屋グランパスからポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォクが完全移籍加入することを発表した。

 ザグウェンビェとシュヴィルツォクは、2023年6月30日までの契約を結び、1年の延長オプションが付いている。なお、ポーランドの移籍市場は今月28日まで開いているが、名古屋に移籍金が支払われたのか、それとも名古屋との契約を解除してフリー移籍したのかは現時点で不明だ。

 現在30歳のシュヴィルツォクは2021年夏に行われたEURO2020に出場後、ピアスト・グリヴィツェから名古屋に完全移籍。2024年1月末までの契約を結び、加入後は公式戦21試合の出場で12ゴールと結果を残していた。

 しかし、同選手は2021年10月に行われたAFCチャンピオンズリーグの浦項スティーラース戦後、ドーピング検査にて禁止物質が検出された。翌2022年10月、2021年12月9日から起算して4年間のサッカー関連活動禁止処分をアジアサッカー連盟(AFC)から科されていた。

 シュヴィルツォクは服用しているサプリメントに成分表未記載のトリメタジンが混入したことが陽性の原因だと主張。スポーツ仲裁裁判所(CAS)への上訴が実って勝訴したことが先日に報じられていた。

 活動再開が可能となったシュヴィルツォクにはJリーグも含め多くのクラブが関心を示していたが、ザグウェンビェに5シーズンぶりの復帰を果たすことになった。2017-18シーズンにも同クラブでプレーし、リーグ戦21試合の出場で16ゴールを挙げた。

 ザグウェンビェのピョートル・ブルリコフスキSD(スポーツディレクター)は、「クバ・シュヴィルツォクを獲得できる可能性があると分かったとき、他のことはすべて忘れてしまいました。他のストライカーを獲得するという選択肢は全くありませんでした。クバが私たちと一緒にいることができ、とてもうれしく思っています。クバ、おかえり」とコメント。また、シュヴィルツォクも、「ザグウェンビェと契約できたことをとても嬉しく思っています。初めてここに来た時は短いプレー期間でしたが、その時のことをよく覚えています。その時と同じになると思っています」とコメントしている。

By サッカーキング編集部

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