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「6番の位置で勝負したい」岩田智輝がセルティックでの飛躍を誓う「結果を残すことが…」

2023.01.12

セルティックでも横浜FM時代と同じ24番を着用する [写真]=Getty Images

 今冬の移籍市場で横浜F・マリノスからセルティックに加入したDF岩田智輝が、入団会見に臨んだ。10日、クラブ公式サイトが会見の様子を伝えている。

 岩田は2022シーズンの明治安田生命J1リーグで32試合に出場して2ゴールを挙げ、横浜FMにとって3シーズンぶり5度目のJ1優勝に大きく貢献。DF登録の選手としては16年ぶりとなるJリーグの年間最優秀選手賞にも輝いていた。2022年12月30日にはセルティックへの期限付き移籍が決定。契約には買い取りオプションが含まれており、シーズン終了後に長期契約を締結する見込みだ。

 7日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第21節のキルマーノック戦では、ハーフタイムにユニフォームを身に纏って本拠地『セルティック・パーク』のピッチに登場。ファン・サポーターに背番号「24」のユニフォーム姿をお披露目していた。

 会見に臨んだ岩田は「すごく興奮していますし、このユニフォームを着れてすごく嬉しいので、早くピッチに立ちたいというのが1番の気持ちです」と現在の心境を明かした。「自分の良さはボールを奪う部分や1対1の強さだと思っています。そういった部分を発揮して、チームの勝利に貢献したいです」と、自身の強みにも言及している。

 現在、セルティックにはFW古橋亨梧、、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介が在籍しており、岩田よりも一足先にDF小林友希がチームに加わった。既に5人の日本人選手がクラブに在籍していることについて、岩田は「すごく心強いですし、チームに慣れるために話し掛けてもくれます」とコメント。「でも、日本人選手だけでなく、セルティックの選手やスタッフのみんなが快く迎え入れてくれました。ここからは自分次第だと思っています」と、セルティックのチーム全体が歓迎していくれていることも明かした。

 また、セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督とは、横浜FMでおよそ半年ほど共に闘った経験がある。2021年に大分トリニータから当時ポステコグルー監督が率いていた横浜FMに完全移籍加入した岩田は、同シーズンの明治安田生命J1リーグ開幕戦の川崎フロンターレ戦こそ3バックの右で先発したものの、その後の主戦場は中盤だった。ポステコグルー監督が去った後は、中盤だけでなくセンターバックでもクオリティの高いプレーを披露。新天地での起用法には大きな注目が集まっている。

 岩田は「6番の位置で勝負したい」と自身の願望を明かしたが、「センターバックもできるという部分では、チームに求められるポジションで頑張りたい。与えられたポジションで自分のパフォーマンスを出して、良いプレーをして、目の前の試合に勝つだけなので」ともコメント。移籍に際してポステコグルー監督から「日本で結果を残しているから、こっちでも活躍できる。一緒にプレーできることを楽しみにしている」と声を掛けられたことを明かしつつ、「何を言われたかとかではなく、セルティックでプレーしたくてここに来ました」と話した。

 今後に向けては「ここからどんどんコンディションを上げていって、ボスに試合に使ってもらえるようにしたい。今はコンディションを上げること、試合にどう絡んでいくかというところ考えています」と意気込み。最後には、日本代表への想いも口にしている。

「ここに来たから選ばれるわけではない。しっかり試合に出て、活躍することが大前提だと思うので。しっかり結果を残すことが、代表に選ばれることに繋がると思います」

By サッカーキング編集部

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