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アルビレックス新潟シンガポールが李忠成の2発で3連勝…ついに首位返り咲きに成功

2022.09.12

 前節の結果を受けて首位のライオン・シティ・セイラーズと勝ち点で並んだアルビレックス新潟シンガポール。他チームの結果よりも目の前に試合に向けて一戦必勝で臨む。

 立ち上がりの2分からアルビSは攻める姿勢。田中幸大が相手のクリアをカットすると遠い距離から浮いたボールをボレーシュート。わずかに枠の右側に外れていきなりの先制点とはいかず。

 前半11分にピンチを迎える。相手のコーナーキックに対して古賀が前に出るが触れずヘディングを許す。しかしこれをゴールライン上にいた田中がクリア。ギリギリでかきだす。

 しかし直後のコーナーキックでこぼれ球を押し込まれ、失点。大量得点での勝利を目指すアルビSだったが逆に先制点を許す。

 しかし20分、センターサークル付近からのフリーキックで出津がゴール前にボールを供給すると、ファーで田中が触って折り返し、最後は李忠成。同点に追いつく。

 前半のうちに同点に追いつくも相手のハードワークを受けるアルビS。攻撃の形を作れないまま1ー1で前半を折り返す。

 後半の頭から攻勢を仕掛けるアルビS。49分、出津のコーナーキックに針谷が折り返して李がネットを揺らすがファールの判定。

 55分にはクロスボールを田中が折り返して、小林幹がフリーでヘディングするが枠を捉えられない。

 簡単には逆転とはいかないが攻め続けるアルビSへ、スタジアム内の歓声は自然と大きくなっていく。

 そして69分、歓喜の瞬間が。針谷の得意の左足のフィードに抜け出したのは李忠成。完全に相手の前に入り冷静に決め切り、クオリティの違いを見せつける。

 以降の時間帯、攻撃力でらしさを見せつけることはできなかったが、勝ちにこだわったアルビS。86分には前線の李に変えて守備的なポジションの高橋真広を投入し、守備的な戦い方にシフトチェンジし、なんとかクローズしたアルビS。

 決して簡単ではない試合だったが勝ちきり、3連勝達成。また、他会場の結果により再び首位に返り咲いた。

 しかし、自分たちがやるべきことは勝ち続けるために一戦一戦戦うこと。チーム共通の認識として持ち、残り4試合を戦う。

 次戦はアウェイでゲイランインターナショナルと対戦する。


【日時】
2022年9月10日(土) 17:30キックオフ

【対戦相手】
ヤングライオンズ

【会場】
ジュロンイーストスタジアム

【スコア】
アルビレックス新潟シンガポール:2
ヤングライオンズ: 1

アルビレックス新潟シンガポール得点者】
20′ 李忠成
69′ 李忠成

■次節の予定
2022 SPL第25節(アウェイ)
2022年9月16日(金) 19:45キックオフ
VS ゲイランインターナショナルFC
@アワ タンピネスハブ

By サッカーキング編集部

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