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エトー氏、バルサ在籍時の脱税で執行猶予付き懲役1年10カ月…「脱税の原因は元代理人」と主張

2022.06.21

過去の脱税の事実を認めたエトー氏(写真は2021年) [写真]=Getty Images

 元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏が20日にスペインの裁判所に出廷し、2006年から2009年の間に脱税の事実があったことを認めた。20日に、スペイン紙『マルカ』が報じている。

『マルカ』によると、エトー氏はバルセロナに在籍していた2006年から2009年にかけて、自身の肖像権収入を申告していなかった模様。その額は380万ユーロ(約5億5,000万円)だという。スペイン検察はエトー氏以外に元代理人のホセ・マリア・メサレス氏も起訴しており、エトー氏には執行猶予付きの懲役1年10カ月という判決が言い渡された。

 エトー氏は以下のように声明を発表し、脱税の原因がメサレス氏にあったと主張している。

「当時、子どものようだった私を世話してくれた彼(メサレス氏)のことは、父のように感じていた」

「(罰金180万ユーロ〈約2億5,000万円〉について)当然支払うつもりだが、私はいつも彼がしなければならないと言ったことをしていただけなんだ」

 なお、エトー氏はメサレス氏を詐欺と資産横領の疑いで提訴しており、この件は現在も捜査段階だ。

By サッカーキング編集部

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