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元クロアチア代表FWカリニッチ、母国の古巣に12年半ぶり復帰…ヴェローナとは契約解除

2022.02.07

ハイデュクに加入したカリニッチ [写真]=Getty Images

 クロアチア1部のハイドゥク・スプリトは7日、元クロアチア代表FWニコラ・カリニッチの加入をクラブ公式サイトで発表した。

 カリニッチは6日に前所属のヴェローナとの契約を双方合意で解除していたため、フリートランスファーでの加入となる。12年半ぶりの古巣復帰を果たし、背番号は「9」に決定した。

 現在34歳のカリニッチは1998年からハイドゥク・スプリトの下部組織に在籍し、2005年に17歳でトップチーム昇格。公式戦通算79試合の出場で44ゴールを記録し、2009年夏にブラックバーン(当時イングランド1部)へと完全移籍した。

 その後にプレーしたドニプロ(ウクライナ、現在は消滅)やフィオレンティーナではエースとして活躍。ミランやアトレティコ・マドリード、ローマにも在籍し、2020年10月からヴェローナに所属していた。2021-22シーズンのセリエAでは14試合に出場して4ゴール2アシストを記録した。

 また、クロアチア代表ではアンダー世代の各カテゴリーで活躍し、2008年にA代表デビュー。FIFAワールドカップロシア2018でズラトコ・ダリッチ監督と衝突し大会期間中に追放されるまで、通算42試合に出場して15ゴールを記録した。

 発表に際し、カリニッチはハイドゥク・スプリトのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「ハイドゥクに戻ることは、僕の人生において特別な瞬間だ。多くのクラブ、ビッグクラブでプレーしてきたけど、ここで育った全員にとってはハイドゥクが最も偉大なクラブであり、思い入れがあるんだ。ここは僕が育った場所であり、僕のサッカーを肯定された場所であり、結局は僕が生まれた場所であり、僕の仲間がいる場所なんだ。ハイドゥクのために生きる人々のためにベストを尽くすよ」

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