ベンフィカへの移籍が噂されているマリアーノ [写真]=Getty Images
レアル・マドリードは同クラブに所属しているドミニカ共和国人FWマリアーノ・ディアスをベンフィカへレンタル移籍させるようだ。スペインメディア『マルカ』が28日に報じている。
マリアーノのレンタル移籍について、レアル・マドリードとベンフィカは既に合意に至っているという。1年間のレンタル期間に加えて、買い取りオプションも付いた条件のようだ。残すはレアル・マドリードとマリアーノの交渉になるが、現時点で両者は移籍に関する話し合いを行なっていない模様だ。今後の移籍の動向は、マリアーノの意思に全て委ねられることになっている。
昨年の夏もマリアーノには多くのクラブからオファーが届いたが、最終的には自分自身の意思でレアル・マドリードに残留することを決めていた。2019-20シーズンは公式戦7試合の出場にとどまったものの、リーガ・エスパニョーラ第26節、バルセロナとの“エル・クラシコ”では投入直後にゴールを挙げる活躍を見せた。
クラブを率いるジネディーヌ・ジダン監督の中で、マリアーノの序列は2019-20シーズンと変わらないという。フランス人FWカリム・ベンゼマ、セルビア代表FWルカ・ヨヴィッチに次ぐ3番手のFWと考えられており、安定した出場機会を確保するこは非常に困難な模様だ。果たして、マリアーノはどのような決断を下すのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。