シティ・グループがロンメルSKの買収発表 [写真]=Getty Images
マンチェスター・Cの親会社であるシティ・フットボール・グループ(CFG)は11日、ベルギー2部ロンメルSKの買収で合意したことをグループ公式サイトで発表した。
ロンメルは2003年、破産した前身のKFCロンメルSK(1932年創立)とKVVオーフェルペルト・ファブリークが合併し、KVSKユナイテッド・オーフェルペルト・ロンメルとして再出発した。2010年にはKFCラシン・モル・ウェッツェルと合併し、ロンメル・ユナイテッドに改称。2017年から現在のロンメルSKに改称した。KFCロンメルSK時代の2001年にはベルギーカップ決勝に進出し、1997年と1998年にはUEFAインタートトカップに出場したこともある。
CFGはマンチェスター・C(イングランド)、ニューヨーク・シティ(MLS)、メルボルン・シティ(オーストラリア)、横浜F・マリノス(日本)、モンテビデオ・シティ・トルケ(ウルグアイ)、ジローナ(スペイン)、四川九牛(中国)、ムンバイ・シティ(インド)、ロンメルと、世界各国の9クラブを傘下に収めることになった。
CFGのファビアン・ソラーノCEOは今回の買収発表に際し、「私たちはロンメルSKを歓迎し、ファンや町と協力してクラブを発展させることを楽しみにしています。ベルギーは代表チームの成功と世界的に有名な選手の育成によって実証された、ヨーロッパで最も優れたサッカー国の一つです。この投資は、主要なサッカー国に存在し、美しいサッカーで才能を伸ばすという、私たちの長期戦略の一部です。私たちはロンメルの育成文化、練習施設、青少年育成の取り組みに魅了されました。彼らのアプローチから学び、数カ月、数年先のクラブの発展を支援できることを楽しみにしています」とコメントした。
We are family! #iedereenLSK🇳🇬 pic.twitter.com/HvnYpJ7zcS
— Lommel SK (@LommelSKOff) May 11, 2020