新ルール施行を急ぐFIFA [写真]=Getty Images
イギリスメディア『スカイスポーツ』は11月30日、レンタルシステムの改革が2020年に早くも実施される可能性があると報じた。
今年の9月25日、FIFAでは現行のレンタル移籍制度について検討を行い、レンタル移籍で放出できる選手数を6〜8名までに制限する提案が行われた。この提案はまだ批准されていないが、FIFAは新年早々に投票によって採択するようだ。
そしてFIFAは採択した場合、2020年から新ルールを施行する模様。FIFA理事会は、現行レンタルシステムの「商業的搾取」を終わらせ、代わりに「青少年の育成」のために新ルールをなるべく早く施行したいようだ。
現在のところ、新ルールが国内でのレンタル移籍や自国選手のレンタル移籍に適用されるかどうかは不明となっている。
なお、仮にプレミアリーグで制度変更が決まった場合に最も影響を受けるのはチェルシー。同クラブはU-23チームも含め、約40名もの選手を他クラブへレンタル移籍で放出している。
有望株の“過度な囲い込み”に基づいたレンタル移籍の多用には賛否両論があることは事実。仮に制度変更が行われた場合、各クラブの補強戦略や移籍市場に大きな影響が及ぶことが見込まれている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト