2018.07.23

引退後の代表やバルサ指揮に期待も…シャビ「自分は完全に未知数」

シャビ
現役引退後、指導者転身が期待されるシャビ [写真]=Getty Images

 バルセロナのレジェンドの1人である元スペイン代表MFシャビが、同クラブ寄りの『ムンド・デポルティーボ』紙とのインタビューで、話題に上がることが多い今後の去就について現時点での考えを明らかにした。

 これまで何度か近い将来の引退について言及しているシャビは、最低でも今年いっぱいはバルセロナを退団した2015年夏からプレーしているアル・サッドで現役を続けることを明言した。

「あと半年はプレーし、12月に今後のことを決定する。もし現在のように状態が良ければ、来年夏までさらに半年プレーすることになるだろう。その先のことは状況次第だね」

 現役選手にもかかわらず、2018 FIFAワールドカップ ロシアの決勝トーナメント1回戦で敗退したスペイン代表の新監督候補として、ブックメーカーの投票対象にもなったシャビ。「あれは馬鹿げた冗談だった」と一刀両断しながら、RFEF(スペインサッカー連盟)が決定した後任人事を支持した。

「人々が他人の話をしたがるのは理解できる。しかし、自分は代表を率いるのに必要なライセンスを持っていない。いずれにしても、代表の新監督にルイス・エンリケを指名したのは、間違いなく正しい選択だったと思っている」

 その一方で、引退後に備えて指導者ライセンスを取得し始めていることもあり、スペイン代表だけでなくバルセロナでも将来の監督候補にも名前が挙がるシャビだが、自分に指揮官としての素養があるか否かは不明であるとの見解を示した。

「監督としての自分は完全に未知数だ。本人ですら上手くやれるのか分からない。僕はフットボールが大好きだし、豊富な経験や情報といった多くの有益なものが体の中に蓄えられている。だが、新たにゼロからスタートし、自分自身をテストしてみる必要がある。それはまだ自分が足を踏み入れていないステージだ」

 自身の可能性については謙虚な姿勢を貫いたものの、バルセロナでもスペイン代表でもチームの頭脳として黄金時代を支えた実績から、指導者としての成功を予想する声も多いシャビ。とりわけ、カンテラが輩出した最高傑作の1人として絶大な支持を受けているバルセロナに指揮官として復帰した場合は、ジョゼップ・グアルディオラ元監督が実現したような、クラブ生え抜きの若手を積極登用しながら競争力の高いチームを作り上げることに期待が掛かることは間違いない。

文=北村敦

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