2018.01.05

元ベトナム代表監督の三浦俊也、レ・コン・ビンが会長を務めるホーチミン・シティの監督に就任

ベトナムのクラブHCMCの監督に就任した三浦俊也(中央)
1981年生まれ、愛知県出身、ベトナム・ホーチミン在住の翻訳家兼ライター。2005年にベトナムに渡り、5年間日本語教師として語学センターや大学で教壇に立った後、2011年にベトナム情報配信サイトの運営会社に就職して編集長を務め、2014年に退社。在職中の2013年にベトナムサッカーの専門サイト「ベトナムフットボールダイジェスト」を立ち上げ、現在も個人で運営を続ける。「アジアサッカー研究所」などでコラムを連載中。

 ホーチミン市内のホテルで1月5日、“ベトナムの英雄”ことレ・コン・ビン(元札幌)が会長を務める同国1部ホーチミン・シティ(HCMC)の新監督および新戦力のお披露目式典が開催され、元ベトナム代表監督の三浦俊也氏(54歳)の就任が正式に発表された。契約期間は2年。金銭面の条件は明らかにされていないが、地元紙によると、ベトナム代表監督時代の月額1万5000ドルと同等か、それ以上とされている。

 三浦氏は、2014年5月にベトナム代表(U-23代表兼任)監督に就任。AFC U-23選手権本大会の初出場、仁川アジア大会で初のベスト16進出、東南アジア競技大会(SEA Games)で銅メダル、AFFスズキカップでベスト4などの実績を残したが、リオ五輪アジア最終予選を兼ねたAFC U-23選手権の1次リーグで3戦全敗を喫したことを受け、2016年1月に解任された。

2013シーズンにコンサドーレに所属していたレ・コン・ビン。現在32歳で、ホーチミン・シティの会長を務める

 レ・コン・ビン会長は、現役時代に三浦監督から直接指導を受けており、いわば師弟関係にある。一昨年末に現役を退き、31歳の若さで会長に就任したレ・コン・ビンは、三浦監督が標榜するハードワークと規律あるサッカースタイルを高く評価。チームの指揮を任せるに相応しい指導者であると判断し、招聘を決定したとのこと。

 また、HCMCはこの席で、来シーズンの新戦力として、“ベトナムのC・ロナウド”の異名で知られるMFチャン・フィー・ソンやDFサム・ゴック・ドゥック、DFブー・ゴック・ティンなど、いずれもベトナム代表クラスの6人の即戦力獲得を発表。さらに、助っ人として、元Vリーグ得点王のアルゼンチン人FWゴンザロ・マロンクレ、名古屋グランパスとロアッソ熊本でプレーした経験があるブラジル人FW、元U-20セレソンのCMFの3選手が加入間近であると明らかにした。

 2016年のVリーグ2(2部)で優勝してVリーグ1(1部)に昇格したHCMCは、2017シーズン開幕前、ベトナム代表経験があるベテラン数人を補強したものの、14チーム中12位という成績に終わった。ノルマだった1部残留には成功したが、意欲的な会長は、この成績に満足しておらず、来シーズンこそ、上位争いに加わるべく、指導陣の刷新と大型補強を進めている。

 三浦監督は就任のあいさつで、「再びベトナムに戻ってくることができたことを嬉しく思っています。HCMCを強いクラブに育て、Vリーグのトップ3、そして、ACL出場を目指せるチームを作っていきたいです」と語った。

文=宇佐美淳
協力=アジアサッカー研究所

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