2017.10.12

「実況なしでサッカーを見てくれ」…ロシアで珍事、判定に激怒した実況が途中退席

ロシア3部で珍事が発生した [写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 ロシアで試合中にコメンテーターが判定に激怒して、退席するという珍事があった。11日付のイギリスメディア『BBC』が報じている。

 珍事が起きたのは、6日に行われたロシア3部リーグの西地区に所属するトルペド・ウラジミールとテクスチリシク・イヴァノヴォの試合でのこと。1-1で迎えた後半途中、イヴァノヴォのGKアレクセイ・スミルノフが、相手選手をペナルティエリア内で倒してしまった。しかし主審はエリアの外だったとし、ウラジミールにFKを与えた。この試合で実況を務めていたウラジミール・ニコルスキー氏は、この時点でかなり興奮気味だったものの、事態はさらに悪化。

 このFKで入れられた鋭いクロスを、イヴァノヴォのDFがクリア。この際、ボールが明らかに手に当たっているように見えたが、主審は“プレーオン”のジェスチャーをし、ニコルスキー氏は大激怒。「ロシアサッカーへの恥辱だ」などと約2分間にわたり主審を激しく非難した後、「実況なしでサッカーを見てくれ」と言い残して退席してしまった。試合は1-1のまま終了している。

 ロシアの地方リーグのルールでは、実況者はホームチームが用意することが義務付けられている。実況を務めていたニコルスキー氏はウラジミールに雇われているため、このようなことが起きてしまったようだ。

 試合後、ニコルスキー氏はロシアメディア『RT』に対し「自分のチームが傷つけられているのを見て、感情的になってしまった」と話した。さらに、審判を激しく非難しながらも、罵らなかったことに誇りを持っていること、クラブから謝罪をするよう要求されていないことを明かしており、やったことに後悔はないと語っている。

(記事/Footmedia)

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