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中島翔哉、元鹿島MFの先制点演出…ポルティモネンセ、昨季王者に逆転負け

2017.09.09

中島翔哉(左)のパスから、元鹿島のファブリシオ(中央)が先制弾 [写真]=Getty Images

 プリメイラ・リーガ(ポルトガルリーグ1部)第5節が8日に行われ、昨シーズンの王者ベンフィカとMF中島翔哉ポルティモネンセが対戦。中島は先発メンバーに名を連ね、リーグ戦デビューを果たした。

中島翔哉(左)が先発メンバーに名を連ねた [写真]=Getty Images

 均衡を破ったのはポルティモネンセだった。スコアレスで迎えた後半、起点となったのは中島。56分、自陣左サイドで激しいプレスをかけ、ボールを奪取。縦パスをつなぐと、ペナルティーエリア左外まで持ち込んだを持ったファブリシオが対面する相手DFをドリブルで振り切る。エリア内にカットインし、右足シュートをゴール右隅へ決めた。2016年は鹿島アントラーズでプレーしたブラジル人アタッカーの一撃で、ポルティモネンセが先制に成功した。

 しかし4分後、ポルティモネンセのエマヌエル・ハックマンがペナルティーエリア内でファウル。レッドカードで退場となり、ベンフィカにPKが与えられた。ジョナスが冷静に決め、スコアは1-1となった。

PKで同点ゴールを決めたジョナス [写真]=Getty Images

 敵地で数的不利に陥ったポルティモネンセベンフィカの猛攻を受ける。中島は64分に途中交代となり、チームメイトに試合を託すこととなった。

 ポルティモネンセは必死の守備で応戦していたが、78分に逆転を許してしまう。ペナルティーエリア右外でクリアボールを拾ったアンドレ・アルメイダがトラップから右足アウトサイドでボレーシュートを放つと、相手GKの意表を突いてゴール方向へと軌道を変えた一撃がネットを揺らした。

スーパーゴールを決めたアンドレ・アルメイダ [写真]=Getty Images

 試合は1-2で終了。逆転負けを喫したポルティモネンセは4連敗となった。次節は17日、フェイレンセをホームに迎える。一方のベンフィカは4勝1分けと無敗をキープ。次戦は12日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節でCSKAモスクワをホームに迎え、17日にはプリメイラ・リーガ第6節でボアヴィスタとのアウェイゲームに臨む。

【スコア】
ベンフィカ 2-1 ポルティモネンセ

【得点者】
0-1 56分 ファブリシオ(ポルティモネンセ
1-1 60分 ジョナス(PK)(ベンフィカ
2-1 78分 アンドレ・アルメイダ(ベンフィカ

By サッカーキング編集部

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