セルティックが8試合を残してリーグ優勝を決めた [写真]=Getty Images
セルティック(スコットランド)が2日、8試合を残してスコティッシュ・プレミアリーグ制覇を決めた。
同リーグは、まず全12チームが3回戦総当たりで33試合を戦う。その後、上位6チームと下位6チームに分かれ、それぞれ1回戦総当たりで5試合を実施。計38試合の合計勝ち点で順位を決める方式となっている。
セルティックは第29節終了時点で27勝2分けと驚異的な強さを見せ、2位・アバディーンに勝ち点25差をつけていた。2日の第30節・ハーツ戦に勝利すればアバディーンが残り試合でセルティックの勝ち点を上回れなくなり、優勝が決まるという状況。すると、ここまで29試合で76得点と圧倒的な成績を収めてきた攻撃陣がこの日も爆発する。24分にイングランド人FWスコット・シンクレアが先制ゴールを挙げると、その後も4得点を重ねて5-0で完勝。8試合を残し、6シーズン連続でのリーグ制覇を達成した。
イギリスメディア『BBC』は、今シーズンよりチームを率いるブレンダン・ロジャース監督のコメントを掲載。「ここに来た時の私の仕事は、我々が可能な限りベストを尽くしてタイトルを勝ち取ることだった。我々は傑出したパフォーマンスを見せてきたが、これはまだ始まりに過ぎない。なぜなら、このチームはまだまだ発展途上だからだ。本当に刺激的だよ」とチームを称賛しつつ、今後のさらなる飛躍に意欲を見せている。
ハーツ戦でハットトリックを達成し18得点で得点ランク首位に立ったシンクレアや、17得点のU-21フランス代表FWムサ・デンベレ、12得点のスコットランド人MFスチュアート・アームストロングといった強力攻撃陣に加え、30試合でわずか18失点の堅守を誇るセルティック。より一層の進化に、期待が懸かる。