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コートジボワールは連続ドロー…DRコンゴ首位維持、モロッコも初勝利/アフリカ選手権

2017.01.21

初勝利を挙げたモロッコ(左)、2戦連続ドローを喫したコートジボワール(右) [写真]=Getty Images

 アフリカ・ネーションズカップ2017のグループステージが20日に行われ、グループCの2試合が行われた。

 グループCは、前回王者コートジボワールのほか、DRコンゴ、モロッコ、トーゴの4カ国が決勝トーナメント進出をかけて激突する。第1戦ではコートジボワールとトーゴがスコアレスドローに終わり、DRコンゴがモロッコを1-0で下した。

 第1試合ではコートジボワールとDRコンゴが対戦した。DRコンゴは10分、左サイドのスローインの流れからエリア内でネースケンス・ケバノ(フルアム/イングランド)が右足を振り抜くと、強烈なシュートが右隅に決まって先制に成功する。一方のコートジボワールも、26分に左CKからウィルフリード・ボニー(ストーク/イングランド)のヘディングが決まって同点に追いついた。しかし直後の28分、DRコンゴのジュニオール・カバナンガのヘディングがネットを揺らして2-1とする。

 後半に入って67分、コートジボワールが再び同点に追いつく。中盤でボールを持ったセレイ・ディエ(バーゼル/スイス)のミドルシュートが相手DFに当たって軌道が変わり、ゴールマウスに吸い込まれた。その後も攻め続けるコートジボワールだが、逆転弾を奪うことができない。後半アディショナルタイム2分にはサロモン・カルー(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)がネットを揺らしたが、オフサイドの判定が下されてノーゴール。そのまま試合は終了し、2-2の引き分けとなった。

 第2試合ではモロッコとトーゴが対戦した。試合が動いたのは開始早々の5分、トーゴがカウンターから先制する。左サイドでボールを受けたフロイド・アイテ(フルアム/イングランド)のスルーパスに抜け出したマチュー・ドセヴィ(スタンダール・リエージュ/ベルギー)が左隅に流し込んだ。

 しかしここから、モロッコが反撃。まずは14分、左CKをアジズ・ブハドゥズ(ザンクト・パウリ/ドイツ)が頭で押し込み同点。さらに21分には左サイドのFKからロマン・サイス(ウォルヴァーハンプトン/イングランド)のヘディングが決まって逆転に成功する。72分にユセフ・エン・ネシリ(マラガ/スペイン)の強烈なミドルシュートでトーゴを突き放したモロッコは、最終的に3-1で勝利を収めた。

 この結果、グループCは1勝1分のDRコンゴが勝ち点4で首位。勝利したモロッコが2位に浮上し、連続ドローのコートジボワールが3位に続く。勝ち点1のトーゴが最下位で第3戦を迎えることになった。

■グループC
コートジボワール 2-2 DRコンゴ
モロッコ 3-1 トーゴ

■グループC(試合数/勝ち点/勝/分/負/得失点)
1 DRコンゴ(2/4/1/1/0/1)
2 モロッコ(2/3/1/0/1/1)
3 コートジボワール(2/2/0/2/0/0)
4 トーゴ(2/1/0/1/1/-2)

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