U-20女子ワールドカップを制した北朝鮮代表 [写真]=FIFA via Getty Images
FIFA U-20女子ワールドカップ パプアニューギニア 2016決勝が3日に行われ、U-20北朝鮮女子代表とU-20フランス女子代表が対戦した。
準決勝でU-20アメリカ女子代表を破った北朝鮮と、“ヤングなでしこ”を破ったフランスが、世界一をかけて激突した。
先制したのはフランスだった。17分、右からのFKをGKがキャッチしきれず弾くと、こぼれ球に反応したオネマ・ジェヨロが右足で押し込んだ。
追いかける展開となった北朝鮮は30分、左サイドからのクロスをゴール前に走り込んだイ・チョンシムが左足で合わせて同点ゴールをマーク。前半のうちに追い付いてハーフタイムを迎えた。
後半に入り55分、北朝鮮は右サイドでFKを獲得すると、ファーサイドに流れたボールをキム・ピョンハがヘディングで狙う。このシュートがGKの手を弾いてゴール右に決まり、逆転に成功した。
さらに、終盤に差し掛かかった87分にはチョン・ソヨンがPKを冷静にゴール右下に沈め、北朝鮮のリードが2点に広がる。
結局試合はこのまま3-1でタイムアップを迎え、フランスを破った北朝鮮が2006年以来となる5大会ぶり2度目のU-20女子W杯優勝を果たした。なお、北朝鮮は9月から10月にかけて行われた2016 FIFA U-17女子ワールドカップでも決勝で“リトルなでしこ”を破って優勝しており、2世代で世界一に輝いている。
【スコア】
U-20北朝鮮女子代表 3-1 U-20フランス女子代表
【得点者】
0-1 17分 オネマ・ジェヨロ(フランス)
1-1 30分 イ・チョンシム(北朝鮮)
2-1 55分 キム・ピョンハ(北朝鮮)
3-1 87分 チョン・ソヨン(北朝鮮)
By サッカーキング編集部
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