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ゼ・ロベルト、42歳でブラジル1部制覇! 今後については「話す時ではない」

2016.11.28

カンピオナート・ブラジレイロを制したゼ・ロベルト [写真]=Getty Images

 11月26、27日に行われたカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権1部)の第37節で、パルメイラスがシャペコエンセを1-0で撃破。勝ち点を「77」に伸ばし、最終節を前に2位フラメンゴとの差を7ポイントに広げて優勝を決めた。

 1994年以来22年ぶり5度目(前身であるタッサ・ブラジウ時代を含めると9度目)の優勝を果たしたパルメイラス。先発メンバーリストには、元ブラジル代表MFゼ・ロベルトの名前もあった。42歳にして健在の同選手は、セットプレーのキッカーを務めて決勝ゴールの起点となっている。

 ゼ・ロベルトは42歳にして、自身初のカンピオナート・ブラジレイロ制覇を成し遂げた。試合後のコメントをブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 ゼ・ロベルトは「今を生きなければいけない。今というのは終わりではなく、生きるものだ。この瞬間を生き続けるし、来週(次節)のことを考えているよ。この素晴らしい日、この素晴らしい夜は、キャリアの終わりについて話す時ではないと思う。今は楽しむ時だ。そして数日中に決断を下すよ」と、今後の選択についても言及しつつ、タイトル獲得の喜びを語った。

 そしてゼ・ロベルトは「このキャストを演じた選手たちは、このユニフォームに誇りを持つ。私たちはこのクラブの歴史の一部になったんだ」と、タイトル獲得の意義を語っている。

 ゼ・ロベルトは1974年生まれの42歳。ポルトゲーザでプロキャリアをスタートさせ、1997年にはレアル・マドリードに移籍した。フラメンゴ、レヴァークーゼンを経て2002年にバイエルンへ加入。ブンデスリーガを4回制覇するなど輝かしい実績を残した。2006年にサントスへ移籍後、翌2007年にバイエルンへ復帰。以降はハンブルガーSVやカタールのアル・ガラファに所属し、2012年からはグレミオでプレーした。そして2014年末にパルメイラス加入が決定。所属2年目でのカンピオナート・ブラジレイロ制覇となった。

クラシコ

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