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オスヴァルド、サッカー界に嫌気…ミュージシャン転身で「自由の身になった」

2016.11.22

ミュージシャンに転身したオスヴァルドが、サッカー界について語った [写真]=LatinContent/Getty Images

 元イタリア代表FWパブロ・オスヴァルドがミュージシャン転身後、初めてインタビューに応じた。

 ライブを行ったばかりのオスヴァルドは、大手メディア『FOX SPORTS』のインタビューにて「やっと、サッカーの“あらゆる最低なもの”から自由の身になった。サッカーの世界は、決して自分を理解してくれなかった。最近は、もはや我慢の限界に達していた。今はとても気分が良く、すがすがしく感じている。なぜなら、自分が愛する音楽に捧げることができているからだ」と語り、サッカー界に嫌気がさしていたことを明かした。

 そしてオスヴァルドは、以下のように続けている。

「サッカーについて話すことに問題はない。人生において、全てを与えてくれた。それは素晴らしい情熱だった。サッカーをすることを愛し、俺の心のクラブであるボカ・ジュニオルスのユニフォームを着てプレーもした」

「しかし、ここ数年、サッカーは自分の世界ではないと気がついたんだ。サッカーは多くの金を稼がせてくれたが、人生における全てではなかった。自分は幸せではないと気づき、サッカーはもう十分であると決意した。ようやく自分は幸せを感じている。ステージに立つたびに“本当にやりたいことがこれだったんだ”と納得している」

 14日付のイタリアメディア『tuttomercatoweb.com』によれば、オスヴァルドは今年9月の引退表明から2カ月、自身のバンド『Barrio Viejo Blues』を率いてデビュー。アルゼンチンのブエノスアイレスにあるライブハウス「Zadar Club de Wilde」で、400人の観衆の前でセカンドキャリアを歩み始めた。

 オスヴァルドはアルゼンチン・ブエノスアイレス出身、1986年生まれの30歳。2006年からイタリアでプレーし、アタランタやレッチェ、フィオレンティーナ、ボローニャと渡り歩いた。2010年から2011年にかけてはエスパニョールでプレーし、2011年8月にはローマへ移籍。2013年からはサウサンプトンでプレーし、ユヴェントスやインテルへのレンタル移籍も経験した。

 そして同選手は2015年2月にボカ・ジュニオルスへレンタル移籍で加入し、同年夏にはポルトへ移籍。今年1月にボカ・ジュニオルスに復帰したが、5月に契約を解除した。5月16日付のイタリアメディア『Calciomercato.com』によれば、同選手は自身の裸の写真をクラブ幹部に送るなど、奇行が目立つようになっていた。ダニエル・アンヘリ会長との話し合いの末、退団。9月に現役引退を表明した。

スポナビライブ

By サッカーキング編集部

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