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MLSで1年目を終えたバンクーバー工藤壮人「この悔しさを来年にぶつけたい」

1年目のMLSを工藤壮人は17試合出場2ゴールの成績で終えた

 FW工藤壮人が所属するMLS(メジャーリーグ・サッカー)のバンクーバー・ホワイトキャップス(カナダ)は23日、ホームでポートランド・ティンバーズと対戦して4-1で勝利した。

 ホワイトキャップスは前半にギレス・バーンズの2ゴールでリードすると、後半も54分にペドロ・モラレス、55分にニコラス・メスキーダが立て続けに追加点を挙げて試合を決めた。

 この試合がレギュラーシーズンの最終戦で、勝ち点44のティンバーズがウェスタン・カンファレンスの7位、勝ち点39のホワイトキャップスが同8位となり、6位以上が条件のプレーオフ進出をともに逃している。

 工藤はベンチ入りしたが出場せず。あごの骨折によりシーズン途中で約2カ月の戦線離脱を強いられたMLSでの1年目を、17試合出場2ゴールで終えた。試合後、工藤は新天地での挑戦を次のように振り返っている。

「シーズンを通して言えば、全然物足りないと思いますし、初めてのシーズンというところを考えても、いろいろ課題もありますし、まだまだやるべきことはたくさんあるなと思います」

「今年最後の試合だったので、どんな形であれ試合に出て貢献したかったんですけど、1年間を通して監督の信頼をつかめなかったのが一番の理由かなと思います。ベンチスタートの時に途中から投入される回数が少なかったですし、ゴールがほしい時でも自分が必要とされないことが多かったので、監督にアピールが足りなかったのかなと思う部分もありますし、信頼を勝ち取れなかった悔しさももちろんあります」

「(2年契約なので)この悔しさをまた来年にぶつけることを意識しています。ただ、この世界は契約が残っていても分からないので、もし他のチームからオファーが来たら、今年の悔しかった気持ちをまた自分の中で整理して、しっかりとした決断をして、もし来年も残るのであれば、またここで結果を残すためにすっきりとした気持ちで1月からのスタートに望みたいと思います」

――初めてのシーズンを終えて、MLSの印象

「体格的にも大きい選手たちが集まっているので、6割、7割くらいはフィジカルが重視されるリーグですが、テクニカルなチームも多いですし、ここからステップアップしていくんだろうなっていう選手もたくさんいるので、すごく可能性を秘めてるリーグだなと、実際に来て感じました。日本にいる時よりは出場時間は短くなりましたし、日本ではしたことがない大けがもあった中で、サブからしっかりアピールをしてポジションを勝ち取らないといけないとか、日本にいた時とは違ったメンタルの持って行き方は鍛えられたのかなと思います」

「日本人同士のマッチアップとは違う体の使い方、当て方を試合だけでなく毎日の練習から感じたいと思ってこっちに来た部分はあるので、フィジカル的なところは確実に鍛えられました。たとえ今、日本代表に選ばれたとしても、国内で戦っている選手たちとはひとつ違った味を見せられるのかなという自信はあります」

――シーズンを終えた今の時点で感じている一番の課題

「ゴール前での駆け引きとかでは通用した部分もありましたが、五分五分の場面では競り負けてしまうことがありました。MLSでは競り合いに勝った負けたというところが結構注目されるので、僕の身長・体重でどれだけ相手の選手と渡り合えるかというところは筋トレも含めて見直して、より大きくなって来年帰ってきて、2年目のシーズンに結果として残せるように頑張っていきたいです」

文=奥野剛史 Takeshi Okuno

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