2010年の南アフリカW杯では選手と監督という関係でともに戦ったマラドーナ氏(左)とメッシ(右) [写真]=FIFA via Getty Images
アルゼンチン代表からの引退を示唆したFWリオネル・メッシ(バルセロナ)について、元同国代表MFのディエゴ・マラドーナ氏が擁護するコメントを残した。マラドーナ氏はメッシの代表引退撤回を求め、「彼は代表にとどまらなければならない」と話している。アルゼンチン紙『ラ・ナシオン』がコメントを伝えている。
アルゼンチン代表は26日、コパ・アメリカ センテナリオ USA 2016決勝でPK戦の末にチリ代表に敗れた。メッシはPK戦でキックを失敗。2大会連続の準優勝に終わり、試合後には代表引退を示唆するコメントを残した。
メッシの代表引退示唆を受けて、アルゼンチンのレジェンドであるマラドーナ氏がコメント。同氏は「メッシは代表チームに残らないといけない。彼はプレーを続けるのだから、とどまらないとね。ロシア(ワールドカップ)ではチャンピオンになれるのだから、このチームを前進させるために若い選手たちをサポートしなければならないよ」と、代表引退撤回を求めている。
そして「メッシは独りぼっちになっているが、それは私が望むことではない。彼と話をしたいし、彼とともに、彼を孤独にした者たちと戦いたいと思っている」とメッシへの全面的なサポートを約束している。
By サッカーキング編集部
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