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首位アルビレックス新潟Sの連勝は10でストップ…2位タンピネスとは勝点4差に

2016.06.25

アルビレックス新潟シンガポールが11試合ぶりに敗れた [写真]=アルビレックス新潟シンガポール

 2016Sリーグ(シンガポールリーグ)第16節が24日に行われ、アルビレックス新潟シンガポールとタンピネス・ローバーズが対戦した。アルビレックス新潟シンガポールは12勝2分1敗(勝点38)、連勝記録を大台の10へと伸ばして首位をキープしている。対するタンピネス・ローバーズは、9勝4分2敗(勝点31)の2位。中断明け3試合で、13得点を挙げて3連勝と勢いに乗り首位天王山を迎えた。

 アルビレックス新潟シンガポールは6試合連続で同様のスターティングメンバーで大一番に臨んだ。

 開始早々の1分、アルビレックス新潟シンガポールはゴール正面でFKを獲得するとキッカーは河田篤秀。2試合連続ゴール中、通算12ゴールで得点ランキング首位の河田篤秀の強烈なシュートはゴール左へ外れた。

 一方のタンピネス・ローバーズは9分、ロングボールでディフェンスラインの裏を狙うが、飛び出したGK野澤洋輔がキャッチ。20分にも右サイドからアーリークロスを送るがこれは野澤洋輔が飛び出してパンチング。弾かれたボールをダイレクトで狙われたが、これも野澤洋輔が防いだ。

 チャンスの作れないアルビレックス新潟シンガポールは33分、左サイドからのパスを受けた河田が相手をかわして強烈なミドルシュート。しかし、ファーサイドに巻いたシュートは、ゴール右へ逸れる。2位のタンピネス・ローバーズが試合の主導権を握ったがアルビレックス新潟シンガポールも野澤洋輔を中心に守り抜きスコアレスで後半へ折り返した。

 後半に入ると56分、アルビレックス新潟シンガポールは河田篤秀が左サイドで粘りキープをすると走りこんだ乾達朗に送る。ゴール正面でボールを受けた乾は、そのまま左足でシュート。しかし、クロスバーを越えてしまう。

 後半に入り徐々にチャンスが増えてきたアルビレックス新潟シンガポールは64分、鎌田啓義に代えて三根和起を投入し、先制点を狙う。アルビレックス新潟シンガポールは70分、CKのこぼれ球を田中脩史が左足でクロス。中央の免田朋己がヘディングで合わせたボールは決まったかと思われたが、わずかにゴール左へ逸れてしまう。

 80分、一進一退の攻防が続く中、ついに均衡が破れる。タンピネスは裏にボールを送り右サイドを抜けるとクロスボールを上げる。このボールがディフェンスに入った山田幹也の足に当たりコースが変わるとそのままゴールに吸い込まれる。2位のタンピネスが先制点を挙げる。

 同点に追い付きたいアルビレックス新潟シンガポールは87分に長崎健人と山田幹也に代えてMF地頭薗雅弥とMF石山大地を投入する。しかし、反撃及ばず試合終了。

 アルビレックス新潟シンガポールの連勝記録は10でストップ。3月18日以来、約3カ月ぶりの敗戦で2位タンピネスとの勝点差は4へと縮まった。全24節中、3分の2となる16節を終えたリーグ戦はここで一時中断。カップ戦を挟み、リーグ戦は8月より再開する。

【スコア】
タンピネス・ローバーズ 1-0 アルビレックス新潟シンガポール

【得点者】
1-0 80分 ファズルル・ナワズ(タンピネス・ローバーズ)

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