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メッシとマラドーナ、「偉大な関係」が疎遠に…W杯最後に面会なし

2016.03.30

2010年のW杯でアルゼンチン代表を指揮したマラドーナ氏(左)とメッシ(右) [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナと2010年に南アフリカで開催されたワールドカップ以降は疎遠になっていると明かした。28日、イギリスメディア『ESPN FC』が伝えている。

 2010年のワールドカップ南アフリカ大会で注目を浴び、「偉大な関係」とも称されたメッシとマラドーナ。しかし、同大会の準々決勝でアルゼンチン代表は0-4でドイツ代表に大敗し、両者はアルゼンチン国内で多くの批判を受けることとなった。

 母国の英雄マラドーナとの関係について、メッシは「マラドーナとは長年会っていない。2010年のW杯以来かな。もしかしたら道で何度かすれ違っているかもしれないけどね。彼は彼の生活があるし、僕には僕の生活がある。彼とは全く話さないし、互いに連絡も取らない。偉大な関係である僕たちのはずなのにね」と明かしている。

 ボカ・ジュニアーズやナポリで活躍したマラドーナは、1986年のワールドカップメキシコ大会でアルゼンチン代表を優勝に導いた。一方、バルセロナで多くのタイトル獲得を成し遂げているメッシはワールドカップを制覇した経験がなく、アルゼンチン代表のエースストライカーとして2018年のワールドカップロシア大会で優勝の期待がかかっている。

By サッカーキング編集部

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