ラオスのチャンパーサック・ユナイテッドの監督に就任した松田裕貴(左)
日本人指導者の松田裕貴がラオスの1部リーグ、ラオ・プレミアリーグのチャンパーサック・ユナイテッドの監督に就任した。
松田は滋賀県大津市出身の29歳で、これまでに18カ国を渡り歩き、2009年にはイングランドのプリマス・アーガイルFCでコーチ兼通訳を、2014年にはシンガポールのアルビレックス新潟シンガポールのコーチを、昨季はフィリピンUFLリーグのパチャンガ・ディリマンFCで監督を経験。14チームが参加する中で、4位の高成績を収めた。
チャンパーサック・Uは、2015シーズンを7位(11チーム中)でフィニッシュ。松田は就任にあたり「目標は3位」と話している。チームの印象は「選手、スタッフは多国籍で構成されており、バックグラウンドの違いからお互いの主張、意見が合致することが難しい状況です」と分析。「若く個性の強い選手たちをどのように同じベクトルに向かせるのか。難題が多い分、指導者冥利につきます」と前向きに話している。
「全ては、結果です」と強い思いを明かし「日本スタイルの緻密なサッカーを選手に体現させます」とチーム作りの方針を示した。
2016シーズンは、2月に開幕予定となっている。
By サッカーキング編集部
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