FIFAの会長を務めるブラッター氏 [写真]=FIFA via Getty Images
イギリスメディア『BBC』は7日、FIFA(国際サッカー連盟)の倫理委員会が、同連盟のゼップ・ブラッター会長に90日間の資格停止処分を科するよう提案したと報じた。
背任と贈賄の疑いによりスイス検察から事情聴取を受けたブラッター会長。スポンサーからは退任予定の時を待たずして即時退任するよう求められているが、来年2月に会長選が行われるまでは現職にとどまる意向を示していた。
一方、倫理委員会の調査部門が提示した資格停止処分に関しては、審査部門が8日に最終決定を下すと見込まれている。
ブラッター会長は2005年にCFU(カリブ海サッカー連合)と放映権に関する契約を結んだ件に関して、背任の容疑がかけられている。また、2011年にはUEFA(欧州サッカー連盟)のミシェル・プラティニ会長に対し200万スイスフラン(約2億5000万円)の賄賂を支払ったという疑いもある。
By サッカーキング編集部
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