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米国女子代表の実力健在…W杯優勝ツアーで2戦合計15得点の大暴れ

2015.08.20

コスタリカ戦でゴールを決めたアメリカ女子代表FWモーガン(左) [写真]=Getty Images

 アメリカ女子代表は、今夏行われたFIFA女子ワールドカップ・カナダ2015の優勝を祝う「ビクトリーツアー」を開催。19日はコスタリカ女子代表と2度目の試合をテネシー州チャタヌーガのフィンリー・スタジアムで行なった。16日の第1戦は8-0と圧勝。2万535人の観衆の前で行なわれた2戦目は、悪天候をものともせず、7-2でコスタリカに勝利した。アメリカのサッカーサイト『SBI』が伝えている。

 アメリカは、7分にMFカーリー・ロイドが強烈なフリーキックで先制点を挙げると、MFヘザー・オライリーが追加点を入れ、試合開始早々に2点のリードを奪った。しかし、その後、大雨で試合が83分間中断するというアクシデントが発生。

 試合再開後、18分にFWアビー・ワンバックがヘッドで3点目を奪う。さらに、その2分後、ロイドがMFミーガン・ラピノーのコーナーキックに合わせ、自身の2点目を決めた。23分には、オライリーも2点目を挙げ、アメリカは5-0とすると、コスタリカのオウンゴールでリードが広がる。しかし、コスタリカも意地を見せ、クリスティン・クラナドスが1点を返し、前半は6-1で終了した。

 大量点が生まれた前半とは変わり、後半は試合が落ち着く。69分にコスタリカが1点を返すが、81分にFWアレックス・モーガンがゴールを挙げて試合は終了。アメリカが7-2の勝利を収めた。この結果、コスタリカ戦2試合でアメリカは15ゴールを獲得。ワールドカップ王者の実力を見せつけた。

 アメリカ女子代表は、9月17日にデトロイトのフォード・フィールド、20日にアラバマ州バーミングハムのレジオン・フィールドでオーストラリア代表と2試合連続で対戦する。

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