2015.07.10

柿谷曜一朗、新監督で迎えるバーゼル2年目は「僕にとってチャンス」

柿谷曜一郎
昨シーズンはリーグ戦3得点に終わった柿谷 [写真]=Getty Images

 バーゼルに所属するFW柿谷曜一朗が8日、スイス紙『Basler Zeitung』のインタビューに応じた。スイスでの1年目、指揮官との関係、今後についてを語っている。

 まずは昨シーズンを振り返り、「僕の目標は、プレーを通じてファンに受け入れてもらい、応援してもらうことだった。残念ながらこの1年は、ファンに力を見せたいと思っていても、それがきちんと実現することがなかった。期待にしっかり応えることができず、ファンをがっかりさせてしまった。自分にとって、あまりうれしいことではないですよね」と、加入初年度は納得のいく結果を残すことができなかったと話した。

 シーズン終了後しばらくの間、指揮官の去就が不透明となっていたが、その際にはクラブを離れることも考えたようで「ほんの少し、そうですね。目標は試合に出ることなので、移籍も考えましたね。あまり試合にも出られなかったので。パウロ・ソウザ監督との関係は難しく、それがプレーにも出てしまった」と明かしている。

 結局、パウロ・ソウザ前監督は退任することとなったが、「日本での休暇中に事務所から連絡がありました。これは自分にとって新しいチャンスだと思いましたね。コーチングスタッフが入れ替わったことで、残留を決めました。この1年でバーゼル、そしてクラブがとても好きになっていたので」と話した。

 バーゼルで試合に出られないことが、日本での立ち位置に影響を与えたかと問われると、「日本でどう見られているかというのは気にならないです。バーゼルに来た時、自分が日本でスーパースターだということが強調されていた。自分自身、それが本当だとは思っていないんですけどね。日本に来れば、それが正しくないことが分かると思う。自分にとって何よりも大事なのは、サッカーを楽しみ、目標に到達すること。バーゼルでベストを尽くすことをサッカーで証明したいんだ」と答えている。

 ウルス・フィッシャー新監督については「監督は僕らと戦術についてたくさん話をしなければいけないわけですが、それでもすごく楽しいですね。彼は、選手をリスペクトしてくれる監督だと感じています。自分にとってはいい環境ですね」と好印象だ。

 そして「僕は自分自身をFWの一角だと思っていて、両サイドのアタッカーもそこに入る。ワントップも2列目も、どちらも慣れている。ただ、基本的に前でプレーできればうれしいなとは思っている」と前線のどんなポジションでもプレーできると話している。

 新シーズンに向けて、ゴールという結果以外に目指すものを問われると「ファンの人に『おっ、すごい選手じゃないか』と思ってもらえるように。優勝祝賀会で、サポーターがマルコ・シュトレーラーとファビアン・フライに対して見せた反応がすごく印象に残っている。そういう人気に少しでも近づきたい」と、意気込んだ。

 最後に日本代表については、「今はそれを考えることはない。クラブであまり出番がなければ、状況は変わらないですからね。バーゼルで頑張れば、日本でももちろん認めてもらえると思う」と、まずはクラブに集中する姿勢を示している。

 バーゼル加入1年目の昨シーズンは、リーグ戦の出場が14試合にとどまり、3得点に終わった柿谷。新監督を迎え、自身もチャンスだと語る2年目のシーズンでの活躍を目指す。

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