引退が報じられたヴォロニン [写真]=Getty Images
元ウクライナ代表FWアンドレイ・ヴォロニンが現役を引退すると、10日付のドイツ紙『キッカー』が報じた。
この決断は、首の痛みに関して医者と相談を重ねた結果で「プレー出来ないわけではなかったが、今までのような高い水準でプレーすることはもはや不可能だった。だから彼は引退を選んだ」と、同選手の代理人は引退の理由を説明した。
35歳のヴォロニンは、これまでにボルシアMG、マインツ、ケルン、レヴァークーゼン、リヴァプール、ヘルタ・ベルリン、デュッセルドルフと、主にドイツの様々なクラブで活躍してきた。昨年6月にロシアリーグのディナモ・モスクワを退団して以降、所属チームがない状態だった。
代表チームでは背番号10を背負い、ミランなどで活躍したアンドリー・シェフチェンコ氏の相棒として活躍。ウクライナ代表が大会初出場となった2006年のドイツ・ワールドカップでは、母国のベスト8入りに貢献した。