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市場最終日に動いたチェルシー…2015年冬の移籍金ランクトップは?

2015.02.03

左からパウリスタ、シュールレ、ボニー、クアドラード、L・シウヴァ [写真]= Getty Images

 2015年冬の移籍市場が2日に閉幕を迎えた。イギリスメディア『スカイスポーツ』が今冬の移籍金ランキングトップ10を3日に発表している。

 FIFA(国際サッカー連盟)は、1月28日に2014年の国際移籍におけるレポートを発表した。その中で、クラブが支払った移籍金の総額が約7億8000万ポンド(約1371億3000万円)で最多だったイングランド。それを改めて証明するように今回の移籍市場でも、プレミアリーグのクラブが高額な移籍に向け活発に動いた。

 中でもチェルシーは、今シーズンのリーグ戦では未だ2敗で2位マンチェスター・Cと勝ち点差5をつけ、安定して首位を走っているにも関わらず、今移籍市場で最も注目を浴びていた。

 1月の中旬ごろから報じられていたフィオレンティーナのコロンビア代表MFフアン・クアドラード獲得を、2700万ポンド(約47億5000万円)を支払って移籍市場最終日に決め、さらに同日には、ドイツ代表MFアンドレ・シュールレをブンデスリーガのヴォルフスブルクへ移籍金は2200万ポンド(約38億7000万円)で売却した。

 また、その2つの移籍の裏でチェルシーは、レンタルで加入したサウサンプトンで左サイドバックとして公式戦27試合に出場し活躍をみせているイングランド人DFライアン・バートランドを同クラブに完全移籍で売却。移籍金1000万ポンド(約17億6000万円)と伝えられている。

 アーセナルは、スペインビジャレアルから24歳のブラジル人DFガブリエル・パウリスタを、移籍金1350万ポンド(約23億7000万円)で獲得し、問題視されていたDF陣を補強。そして、マンチェスター・Cも、負傷が相次いで不安定さを見せていたストライカー陣に、イングランド内のスウォンジーからコートジボワール代表FWウィルフリード・ボニーを移籍金2500万ポンド(約44億円)で迎え入れた。

 なお、スペインではバルセロナが補強禁止の処分を受けている一方で、レアル・マドリードが、ノルウェーの神童、MFマルティン・エデゴーを推定移籍金約300万ポンド(約5億3000万円)で、ブラジル代表の未来を背負う一人として期待されているブラジル人MFルーカス・シウヴァを移籍金1150万ポンド(約20億2000万円)で獲得し着実に補強を果たしていた。

■『スカイスポーツ』による2015年冬の移籍金ランキング

1位 2700万ポンド MFフアン・クアドラードフィオレンティーナチェルシー
2位 2500万ポンド FWウィルフリード・ボニースウォンジーマンチェスター・C
3位 2200万ポンド MFアンドレ・シュールレチェルシーヴォルフスブルク
4位 2000万ポンド MFエンソ・ぺレス(ベンフィカバレンシア
5位 1350万ポンド DFガブリエル・パウリスタビジャレアルアーセナル
6位 1200万ポンド FWセイドゥ・ドゥンビアCSKAモスクワローマ
7位 1150万ポンド MFルーカス・シウヴァクルゼイロレアル・マドリード
8位 1085万ポンド MFベルナルド・シウヴァベンフィカモナコ
9位 1000万ポンド DFライアン・バートランドチェルシーサウサンプトン
10位 975万ポンド FWマノロ・ガッビアディーニサンプドリアナポリ

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