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サッカー界でも広まる氷水チャレンジ…20日間でおよそ16億円の寄付

2014.08.20

アイス・バケツ・チャレンジに参加したC・ロナウド(左)とネイマール(右)[写真]=Getty Images

 難病であるALS(筋萎縮性側索硬化症)を支援するため、SNSで全世界へ広がりを見せる「アイス・バケツ・チャレンジ」。同運動は、知人などから指名された人物がALS支援の寄付を行うか、24時間以内に氷水をかぶって次の人物を3人指名する動画をSNSで公開する、もしくは動画公開と寄付の両方を行うというチャリティー活動で、すでに多くの著名人が参加している。

 この活動がFacebook上でどのように広がっているか、Facebookのデータチームが20日に分析結果を発表した。7月1日から8月17日の期間、Facebook上で投稿、コメント、いいね!などを通してこの活動に参加した人数は2800万人以上、シェアされた動画は240万本に達した。

 さらにアメリカALS協会は、7月29日から8月18日までの間に1560万ドル(約16億円)の寄付が集まり、昨年同期間の180万ドル(約1億8600万円)と比べて大幅に上回っていると発表した。

 マーク・ザッカーバーグやビル・ゲイツ、ジェニファー・ロペスなどの著名人が参加している同運動。サッカー界でも広がりを見せており、バルセロナのブラジル代表FWネイマールレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらが氷水をかぶる動画をアップした。

 日本では、iPS細胞研究者の山中伸弥教授やソフトバンクの孫正義氏、Jリーグの村井満チェアマンも参加。マンチェスター・U所属の日本代表MF香川真司も指名を受け、注目が集まっている。

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